2015年 バリ島旅行記@特典航空券 その6

昼食を取り終わって、午後からは今回の旅行のハイライトと言うべきスバトゥの滝に向かいます。
ここ数年、色々と揉め事が起きたり体調がおかしかったりという状態でした。
これは、どこかで浄化をしないとと、思っていました。

ヒーラーとして、歩みだそうとした私ですが結局色々な問題が起きてしまい・・・。
人様をヒーリングしている場合では無いという状態になってしまいました。
そういう状態になってしまい、旅行の行き先をバリにした訳です。

その時思ったのが、バリで悪い物を浄化して欲しいという気持ちでした。
20年前にバリに行った時も人生の大きな決断をした後でした。
その時に、思い切ってバリに行って今の幸せが有る訳で(^^;

私としたら、悩んだらバリに行け!くらいの感覚が有ったのかも知れません。

と言う訳で、強力な浄化作用の有る場所は無いだろうか?と思っていた所。
知り合いのヒーラーさんがスバトゥに滝に行かれたと言う事でFBにUPされていました。
これは、私も行くしか有るまい!と言う事で、個人でガイドして下さる方を探していたのです。

まあ、前置きが非常に長くなりましたが(笑)
スバトゥの滝にワヤンさんの車で移動です。

途中に、寺院がありまして、そこでも沐浴が出来るから次回是非!
なんて言うお話も聞きつつ、色々なお話を楽しくさせていただきました。

遠いのかしら?と思った、スバトゥの滝も大して遠く無く。
あっと言う間に到着です。

ちょうど雷が鳴り始めて雨もパラパラと降り始めていました。
元々、ライステラスで有名な場所から奥は雨が降るとは聞いていましたが・・・。

突然薄暗くなって来た空模様に、私は歓迎されているのだろうか?
などとつまらない事を考えました。
しかし、この時期にしては降らない方でここは雨が多いのですよ。
と、色々と話していただき安心して滝に向かえる事になりました。

途中で、お供え物を購入したワヤンさん。
「私も最近来てないのですよ、満月の日とかは混んでいるのですが。
 今日は空いているといいですね!」
などと、色々と滝までの道中もミニ知識を教えてくれます。

おかげで色々な心配が吹き飛びます。
歩きながら「足元注意してくださいね!」と、気配りも怠りません。

途中、英語の看板の前に行くと
「スバトゥも最近外国人客が増えているのですよ」
なんて話しをしつつ、看板を撮影した方が良いですよ~。などと、心憎いアドバイスも下さいます。

ついでに看板を読んで、私に笑って下さって・・・少し緊張が解れました。
バリの方々の聖地に、外国人がお邪魔して良いものなのか?少し心配になっていたからです。

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色々と質問をしながら、急な階段を降りていきます。
これは、帰りは上り坂でキツいだろうなぁ・・・と思いつつ。

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あっと言う間に、滝の前にやってきました。

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更衣室というよりは、簡易目隠し状態の掘っ立て小屋に思わず苦笑いします。
奥様とのメールのやりとりで、状況をしっかり教えていただきまして・・・。
気にする方には無理です、というお話は聞いていましたから全く動じること無く
滝に入る支度をしました。

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ワヤンさんのツアーでは、スバトゥの滝の場合はサロン(布)も持って来てくださいますし。
タオルも(しかもバスタオル!)用意して下さいますので、安心して滝に打たれる事が出来ます。

条件次第では、混み合って待ち時間が有りますと伺ったスバトゥの滝。
確かに、参拝(?)が重なったのか、数人の待ちの列が出来ています。
お友達が訪問したときの写真を見ていますので、かなり滝の水量が多い事は知っていましたが。
想像以上に、壮絶な滝業になりそう(^-^;

ちょうど、列が出来ていて助かりました。
やっぱり、心の準備って物が必要ですよね?

15分くらい待っている間に、ワヤンさんから色々と滝の説明がありました。
バリの人は、何かあるとこの滝に来て滝に打たれるとか。

体調の悪い人、悪い事が続く人など。
この滝で、日本でいう邪気を払うみたいなイメージでしょうか。
まさドンピシャ!私の来るべき場所だったようです。

2箇所、沐浴が出来る所があり。
まずは、手前の滝(奥が深くて水量がある)で1回沐浴。

その後、奥の滝(大きいように見えて、実は奥が無いので楽)で2回浴びるとの事。
気が済むまで、打たれていても良いというお話でした。

納得!!!

しかも、その人の体に悪い物がある時は滝に入ると水の色が変わるというお話。
この手の話しは好きですが、意外と信じる事を知らない私。
「そんな馬鹿な~、そう思っているからそう見えるだけでしょ?」と一瞬思い。
その後に、頭を振って打ち消します。

すると、前に居た男性が滝に入った瞬間!?

滝の色が黒くなりました。
えぇえええええ(><)マジですか!!!

と、思ったところでワヤンさんが
「見ましたか?滝の色が変わりましたよね」って・・・。

気のせいでは無かった様です。

ちょうど参拝客(?)が重なったらしく、目の前で元気過ぎるほど元気な
一団が豪快に滝に入って長く滝に打たれています。

少し固まる私に「無理しないで下さいね、入りたい時間だけ入れば良いのですよ」
色々と、細かい心配もしてくれます。

15分くらい待ってから、さあ私達の番です。
雨が降っていて、待っている間に少し寒くなってしまいましたが。
滝ではそんなことを感じる余裕は無さそうです。

まずは、ワヤンさんが入っていきます。
見ていると、かなり豪快に入っていって慣れているなぁ~という感じ。
確かに、最初数秒ワヤンさんの入った水の色も変化します。

「うわぁ~、変わった!」などと勝手にワクワクしつつ。
私も色が豪快に変わるのだろう!と、ちょっとだけ自虐的に心の中で
色々と呟きつつ・・・私の番です。

カメラを取りに行ってくれている間に、2つある手前の滝に入ります。
入ると思ったより激しい!!何にも考えられない。

ザァアアアア!!!という音と、肩や頭にのしかかる水の圧力で頭が真っ白です。
でも、悪い物を追い出したいしジーッと我慢します。
自分では永遠の時間に感じましたが、意外と短時間だったのだと思います(笑)

ワヤンさんが、カメラを持って来てくださった所で、2つめの滝に行きます。
さあ、頑張って平気な顔するぞ!!
何回か入って写真を撮って貰いました。

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私のカメラ、操作が難しいのに一生懸命撮影してくださいました。
大体、このカメラを旅行先でお願いすると失敗写真しか残らないのに。
物凄い、綺麗に写真が撮れてました。ありがとうございます!!

滝に打たれた後は、もうなんか俗世の事なんてどうでもイイ!って気分になるのが不思議。
「色変わってました?」なんてお互いに、確認しつつ。
お互いに色が少しだけ変わっていた事を確認。

きっと、これで良い方向に向かうだろうと思えるほどすっきり。
笑いしか出てこない、本当に不思議な体験でした。

滝での沐浴が終わり、後は戻るだけ・・・の予定だったのですが。
「どこか寄りたい場所が有れば、言って下さいね」
というので、まずリクエストしたのは大規模スーパー。

お土産も買いたいし、果物も食べたかったのですが購入仕方がある上に
スーパーだと自分で品物を選ぶので果物の熟したサインが分からず。

スーパーで買うと美味しい果物が食べられないというのが、私の通例になっています。
それなので、食べ頃を市場などで購入するのが普段の私です。
しかし、ウブドは朝しか市場は無い様でスーパーをお願いしました。

途中、何気に会話に挙がった「豚の丸焼き」の話し。
ウブドにある有名店には、どうしても足が向かない私。
理由は、あそこは観光客が多いので完全に地元から離れている感が有ったからです。

町の皆さんが行かれる豚の丸焼き屋さんがあれば、持ち帰りしたい!
と、言う私のリクエストに直ぐに答えていただくのが彼の凄い所です。

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早速、豚の丸焼き屋さんに車を停めて価格を聞いて。
辛さの調整まで話してくれました。
私は、お昼同様に辛さは地元と同じで。というリクエストです。

この包み紙を上手に持ってくるくるっと持ち帰りにしてくれるスタイル、
大好きなのです♪スプーンが有ると嬉しい、と言った所
「地元の人は手で食べるけれど」と言いつつ、きいて下さって使い捨てスプーンが
出てきました。地元流に食べる事も良いですが、こういう交渉も助かります。

私達が、待っている間にお店の方が
「これ、トライしてみる?」
と、豚の内臓(?)を差しだして下さって珍味の様な噛み応えのある肉を
食べながら待たせてもらいました。

この珍味みたいな物も、随分と美味しい!!
これは、お持ち帰り豚の丸焼きも期待できます。
しかも、例のウブドのお店と違い本当にワルン価格。
大満足でホクホクしながら、スーパーに向かって貰います。

スーパーでは、駐車場が混み合っているらしく
「私は車を入れてきますので、先に見ていてください」
と、入り口で車を停めてくださり本当に親切。

車を置いて戻って来た彼に、まずは一緒に調味料を見て貰います。
欲しいと思った物が無ければ、聞いて下さるのでぐるぐると当てずっぽうで
探し回る必要もありません。

お土産用の石鹸も、教えてくださいましたし。

一番助かったのが、果物の購入です。
まだ時期に早いのか、今ちょうど美味しい時期なのか。
私には、分からないので旬の果物をチョイスしたいと思っていたので
分かる方が一緒だと助かるのです。

東南アジアや南アジアを旅行していると、色々な果物に遭遇しますが。
バリの果物は他より、かなり豊富な気がします。
私でも見た事の無いものがチラホラ。

結構色々な所に行ったのに、面白いなぁと思うのです。

昔から旅行に行って思っていたのが、マンゴスチンって美味しく無いよね?
という事。なんか、ボソボソして香りは良いけれど美味しいって物じゃない。
こんな感じでした。

しかし、ワヤンさんがマンゴスチン美味しいですよ。と仰るので、マンゴスチンを
購入してみる事にしました。
でも、色々な色や大きさがありどれが熟しているのか分からずアタフタ。
それを見て、これが良いですよ。完熟!

なんて選んでくれるのも、彼の優しい所でしょうか。
普通のガイドさんは、今までお願いした方に限って言えば品物は教えてくれますが
物の良し悪しまでは教えてくれません。

ほとんどが男性だったので、食材とかは分からないのだろうなぁ・・・と勝手に
納得していましたが、彼の食材に対する知識の豊富さに驚きました。

結局、マンゴスチンとサラクという果物を購入。
サラクの存在は知っていましたが、今まで売っているのを見た事が無く初めてなので
味が楽しみです。

そして、本命のドリアン!!
前回の旅行、台湾ではハズレドリアンを購入してしまい食べられずゴミ箱へ・・・。
という痛い経験をしたので、今回こそは!と、気合いが入っています。

しかし、さすがバリのスーパー。
割ってない物を1個売りなんですね。あははははっ。
どうしましょう、食べきれるかな?などという私に、そんなに中身は無いですよ。
などと言いつつ、熟している物を探してくれました。

切った枝の匂いを嗅いで「うん、これなら良いです!」って。
す・・・凄い!

果物選びで感じたのが、私だったら選ばない色艶の物が熟していたということ。
こればかりは、地元の方についてきて貰わないと分からないです。

大好物のドリアンを片手に、ホクホクでスーパーを後にしました。
しかし・・・ドリアン安いなぁ。

割って食べる事が出来るのか、心配していたら
「ホテルの方に割って貰えば良いですよ、大丈夫だれでも出来ますから」
という話しで、少しほっとしました。

ついに、ツアーが終わる時間です。
なんか、2日くらいお願いすれば良かったかなぁという終わるのが惜しいツアーでした。

ホテルで、ちょうどお掃除をしていたオーナーさんと遭遇。
「あ、ドリアン買ってきましたか!」と匂いで、直ぐにバレる。
凄い鼻ですよね。あははは。

ワヤンさんが、何やら地元の言葉でオーナーさんと話していると思ったら
「大丈夫ですよ、ドリアン割ってみます?」と、どうやら割りたいと伝えてくださった模様。

手渡した所で、ツアー代金を精算してワヤンさんとお別れしました。
いやぁ・・・楽しいツアーでした。
またバリに来たら、お願いしたいと直ぐおもいました。

その後、ホテルのオーナーさんが「これ、手で割れそうですね」
と、面白がってドリアンのトゲを持って割る仕草をしたところ・・・本当に割れて(笑)
完熟であるという証明がされました。

ホクホクで部屋に戻り、ドリアンとサラクを持ってベランダで試食タイム!
マンゴスチンは冷やしてから、頂く事にしました。

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サラクは、何でも果物なら行ける!と思っていましたが。
少しえぐみが強く、間違って渋柿を堅いまま食べたという感じ。
さすがに、申し訳無いですが食べられませんでした。

しかし、ドリアン!
驚くべき美味しさ!!
ばくばく、半分はあっと言う間にお腹に収まりました。

しかし、1個日本円に換算すると450円。
驚きの安さ、最盛期には100円程度で買えるそうで羨ましい限りです!

残り半分は、翌日のお楽しみに残して置きましょう。
余りに美味しすぎたドリアン。

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勢いで、まだ早いのにお夕飯に購入してきた豚の丸焼きを開けてしまいました。
開いたら、量多い!!
うわぁ・・・食べきれないかも。

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なんて思ったのですが、食べ出したら美味しい!美味しい!!
これこそ、かっぱえびせんの歌を歌いたくなる状態。

気が付いたら、食べにくいスプーン放り出して手で食べてました(^-^;
わははははは。

あっと言う間に、完食!!
大満足~、いただきましたぁ。

余談ですが、翌日食べたマンゴスチン。
この美味しさと言ったら、何にも言い表せないほど(><)
私の知っていたマンゴスチンはどうやら、偽物(?)だったようです。
これも大量に買ってくるのだったと、後悔しました。

こんなに酸っぱく甘く、割るとジュワーっと果汁が溢れる物だったのですね。

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ホテルの帰ってからも、ガイドさんの良さが分かるなんて凄すぎます。
実は、この後もツアーの時に出た話題で助かる事になります。

アヒル料理の話しを伺った所、色々な情報を頂きました。
ホテルの裏のアヒル料理店、とても高そうに見えたのです。
入り難いなぁ・・・行って高かったらどうしようと思ったのですが。
「日本人なら、そんなに高く無いですよ。
 日本円にして1000円~1500円くらいだと思いますよ」というので安心して
行ってみる気になりました。
絶対にこれを聞かなければ、怖くて入れない門構え。
お陰で行動範囲も広まり、大満足の1日でした。

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(続く)

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2015年 バリ島旅行記@特典航空券 その6 への4件のフィードバック

  1. kee のコメント:

    滝に打たれたその後の状態は如何ですか?スッキリしましたでしょうか?
    水の色が変わるって不思議ですね!

    ドリアンは果物の王様でマンゴスチンは女王様だと言われてますので王様と女王様両方頂いたのですね(^o^)

    • yuki のコメント:

      >keeさん
      こんにちは!
      滝に打たれた後は、かなり色々な物が吹っ切れた感じです。
      世界が開ける感じがしてます、不思議ですね。
      水の色は見て見ないと信じられないほど色が変わります。
      その人によって、色が違うので(変わらない方も居ます)科学的に考えては駄目なのでしょう。

      ドリアンとマンゴスチン、両方ともお値段は高いですが。
      さすがに、王様と女王様だけあり最高のお味でした♥

  2. kei のコメント:

    滝行なんてできるところがあるんですね。
    日本でもできるところどこかにありましたね
    前にテレビで見ました。

    嫌なことすっきりできましたか?
    でも、yukiさんなら滝に打たれなくても
    自分の力で払いのけられますよ!(^^)/

    2016年、明けましておめでとうございます!
    今年もよろしくお願いします。

    • yuki のコメント:

      >keiさん
      明けましておめでとうございます!
      どうぞ、本年もよろしくお願い致します。

      さて、バリ旅行記読んでいただきありがとうございます。
      滝業というか・・・日本人の視覚的には滝業なのですが。
      一応、お清めみたいなイメージらしいです(笑)面白いですね!
      日本では、色々な所で知られていないだけで出来るみたいですよ♪

      嫌な事は、考えても仕方ないかな~と思える様になりました。
      なんか、こんな小さな事で細々悩むのはあほらしぃ~と感じたのは
      凄い事だと思います。

      自力で払いのけられる・・・そうですね、そう信じて行きたいです。
      有る意味ブーストみたいな感覚で、浄化加速です♪

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