普段長距離を歩かない私とダンナ。
昼食を食べて、部屋に行き。
バタンキューと、部屋で昼寝タイムになりました。
少し後に、ホテル内を案内して貰えるということで・・・。
直ぐに起きなければならなかったのですが、爆睡でした。
この「はなのいえ」というホテル。
パーマカルチャーを実践しているホテルでして。
このホテル(村)内で、永久的に循環する生活をするという意味で面白い設備があります。
家畜を敷地内で飼って、その排泄物でバイオマスを使ってガスを作る。
そのガスで、調理をする。
太陽発電で、ホテル内の電力を補い。
土地を痛めない、有機農法で野菜を作り。
外に求めるのではなく、ホテル内(ホテルのある村と協力し)で半永久的に
生活が出来るという環境を作り出している見本みたいな所だったのです。
詳しくは、HPをご覧下さい。
はなのいえ http://hananoie-nepal.com/ja/
説明は難しいので、見学した部分は割愛しますが。
へぇえええ~と、こういう物に興味が有る方は感動すると思います。
その後、お待ちかねの五右衛門風呂のお時間。
ここのオーナーが日本人ということで、なぜか五右衛門風呂があるんですよ。
私たちアラフォーだと、五右衛門風呂を実際に使った事の有る方は少ないのでは無いでしょうか?
太陽光発電で沸かしたお湯を湯船に溜め、薪でゆっくりと温めたお湯はとてもお湯が柔らかくて
暖まるのが良い所。
目の前に素晴らしい景色が開けているのですが・・・。
あらら?人が居るからと厚手のカーテン掛けてあって中は真っ暗(爆笑)
外がまだ明るいので良いですが、夜だったら蝋燭の明かりだけではちょっと無理っぽい。
実際、翌日は日没後に使ったので(笑)
自前のヘットライトを付けてはいりました(^^;
また、こちらでは環境を大事にしていますので・・・。
置いて有るのは、オーガニックの石鹸だけ。
洗髪には、ホテルの畑で作られているハーブからシャンプーになるハーブの抽出液を
作ってくださいます。勿論、泡立ちませんし普通にハーブティーでも飲めそうな物。
でも、上手に洗えばかなりサッパリして気持ち良い物でした。
ちなみに、脱衣所もあります。
ただ、カーテンを閉めると真っ暗~(笑)
服を着るのにも一苦労でした(^^;
電気が無いって、こういうことなのですね~(笑)
(このとき、ちょうど計画停電中・笑)
お風呂に入った後は、お夕食の時間。
ネパール料理は、明日からだったんでしたっけ?
ということは、また和食?
かなりゲッソリ・・・。
既に日は暮れはじめており、沢山の蝋燭の明かりでそこそこ手元が見える。
けど、写真は厳しい(笑)
ISO5000にしてやっと撮影可能(^^;
座ると、地元で作られた蒸留酒のロキシーが燗を付けとっくりとおちょこで提供されました。
妙な気分だわ~。
味としては、黒糖焼酎と泡盛の合いの子みたいな感じ。
直ぐに食事だと思ったら、最初は晩酌タイムなんですって(^^;
あのぉ・・・家のダンナ様、お酒飲めないんですが・・・ダンナ、尚いっそゲッソリ。
おつまみに、鳥のチューリプの揚げ物と。
パパド@揚げ煎餅みたいな物(パパドは豆が原料ですが、これはとうもろこしだそうです)と枝豆。
うわぁ・・・ブレブレ。
おつまみが、次々と出てきます。
お豆腐のサラダとか・・・漬け物(?)和え物(?)とか。
これを、のんびり食べていると夕食になるのですが。
正直、小食な我が家。
おつまみだけで、ほぼ8分目までお腹いっぱい・・・苦しい(--;;
げぷげぷしてきた頃に、メインが登場。
とんかつですとぉおおおお!!!
見るだけで胸焼けしそうなんですが(汗)
揚げ物ばっかり(滝涙)
誰か助けてぇええええ!!!
色々付け合わせがついてくるのですが。
漬け物らしき物は、花山椒と思われる中華風?の風味が妙。
とんかつのタレは、リンゴを擦って作った甘塩っぱい不思議なお味。
今度のご飯は、柔らかすぎてグチャグチャ。
はぁあああああああああああ・・・。
ため息しか出ないのですが、いかがですか?美味しいでしょ?とそのたびに
聞かれるので「まずい」とか「合わないです」と言えない。
アタシには言えないよ。
誰も居なくなると、二人でため息。
明日からは普通のネパール料理になるのだと、自分に言い聞かせて頑張って食べる。
キツイ、フォアグラになりそうだよ。
個人的に残すのは嫌いなので、必死に食べましたが。かなり残しました。
やっと食事地獄から解放されて、部屋に戻ると。
即寝たかったのですが、この状態で眠ったら胃もたれするので少しだけ運動。
それから、真っ暗なので就寝することにしました。
昼間は、この辺りにヒマラヤが見えるのです!
と言われた辺りは、よく見えると山が見えるのですが・・・山は殆ど見えませんでした。
ただ、明日は晴れると思いますよ!とのことで、ワクワクしながら眠る事にしました。
少し寝てから、真夜中に目が覚めたので窓を開けて空を見た所・・・。
満点の夜空と、月明かりと星明かりに浮かび上がったヒマラヤ山脈。
一瞬、三脚持ってくりゃ良かった!
と、思ったのは言う迄もありません。
だって、この真っ暗な状態で頭上を仰いでスローシャッターで撮影するなんて手持ちでは絶対に無理。
宿泊棟の前は、いつの間にか停電が終わったらしく。
煌々と電気がついていて、写真所では無い。
母屋?の前なら、真っ暗なのでは?と移動したところ案の定真っ暗。
森の中は、ベンガルトラ?が出ると聞いていたので・・・ちょっと悩みましたが。
人里にトラは出てこないだろうと、ダンナと二人で空を見る為に移動。
色々とカメラの設定を弄りつつ。
テーブルや椅子、そして持っている荷物を使ってカメラを固定して星空に挑んでみました。
めっちゃ綺麗、ため息しか出ない。
皆さんに見せて差し上げたい!!
その一心で、撮影してきました。どうぞ^^
1枚目は、お友達からフルサイズで見たい!というリクエストがあったのでシステム上UP可能な
サイズ目一杯でUPしました。
クリックすると大きな画像で見られます。ただし、三脚無しなのでぶれてますよ^^;
画像をクリックして戴き
投稿者: yuki| 公開日: 2013年10月8日 | フルサイズ: 1276 × 849ピクセル | 編集と写真の上に
ある文字の、1276×849という部分をクリックすると、大きいサイズが出てきます。
2枚目に、流れ星が入ってる!ラッキー!!
楽しくなってしまって、色々な設定を弄っていたら。
突然、電気が煌々とついてびっくり!!
あのぉ・・・星見ていたとしても、人工の灯りは邪魔ですよ~。
写真撮影している場合、かなりのシャッタースピードになるから人工の灯りがあると
真っ白になっちゃうんですが(滝涙)
ガッカリしつつ、電気を点灯した人間を見つけて消して貰いました(^^;
その後、部屋に戻り・・・再度就寝。
早朝、日の出前にニワトリの声で目が覚めソソクサと着替えて景色を眺めに出かけます。
昨夜、星を見た場所と一緒の場所。
白々と明けてきました。
ヒマラヤが染まるでしょうか、ワクワク。
染まってきましたね!
これが、一番染まった写真。
予想以上に赤くはなりませんでした(^^;
山が連なっているので、山が邪魔でなかなか日が当たらなくて。
日光が、山脈の谷から真横に伸びるのが幻想的です。
しばらくすると、スタッフの方も出てこられました。
かなり寒いので、温かいハーブティーを提供してくださって
手のひらを温めつつ美味しく戴きました。
(下の写真は2枚、元写真が大きいのでクリックして貰えれば大きい物が見られます^^)
部屋からも、同じような景色が眺められました。
この写真は、部屋のベランダです。
日の出を見て、1度部屋に戻り。
ネパール料理の朝食にウキウキしながら、レストランに行く私たち。
し・・・しかーし!!
出てきたのは和食!!!だぁあああああああ!!!!!
しかも、焼きおにぎり!ぐあかあああああ!!!!(滝涙)
魂が抜けた状態で、ボーッとしていると。
「いかがですかぁ~?日本食」って・・・をい・・・。
「ネパール料理は・・・?」
と、思わず口走ると「はい、分かってます」って分かってないぃいいいいいい(><)
「後で」って・・・はい???
ダンナは、顔色悪いし。怒りを抑えているのは見た目で分かる。
「もう一度、しっかりと言おうか?」と聞くと。
「どうせ、食材調達しちゃったんだろぉ~。バカ野郎!!言っても無駄だよ気分悪くするだけ」
だそうな。
はい、そうですね。
食材の都合でしょう、はぁあああ・・・。
綺麗な景色は良かったけれど、普通のネパールのホテルの数倍。
日本のホテルでも、高級ホテル並の宿泊代だしてここに来て失敗だったかも(滝涙)
このとき、部屋のトイレの水もトラブルで流れなくなっていたし。
立て付け悪いので、ドアが閉まらないし。
もう、ダメ・・・倒れそう。
な、3日目でした。
やっぱりきれいな景色だこと!
それに星空も!
実際に生で見る事ができて、、ほんと羨ましい。
でも、和食には、、参りますね
残念でした。
注文と違っていても意に介してない雰囲気が
なんともかんとも歯がゆいですね。
そんなものなのかな。
>keiさん
ご期待に添えて嬉しいです!
本当に景色と星空を見ると、行った甲斐があった!と思いました。
和食には参りました。
普通の当たり前の和食ならそれでも我慢できますが。
味が・・・微妙なので。
正直、和食が嫌で予約する前に変更可能だったら予約します。
と、やりとりしたので納得出来ませんでした。
歯がゆい・・・本当にそのものです。
謎ですよね、この対応。
素晴らしいのは景色と星空だけ?
せっかくの景色も料理で台無しでしたね~
でも秘境のホテルってこんもんなんでしょうね。
星空の写真は本当に素晴らしいです。
特に天の川が!
大伸ばしして額装して飾ると良いですよ~
>bestguyさん
この日は、山を登って食事をしたら1日が終わってしまいました(^^;
秘境のホテルだから、和食なんて洒落た物は不要でして。
従業員さんと同じ、地元料理が良かったです(涙)
正直言うと、宿泊棟の浄化槽からかなり匂うし。
床は、ベコっとしており。そこを蜜蝋をベッタリ付けて補修してあったり。
壁は、ちょっと服を擦ると服が汚れる。
部屋の中は、昼間なのに薄暗くて・・・。
ずっと、ベランダの掃き出しを開けて窓際でボーッとしていました。
掃き出し窓が建て付け悪くて、閉まらないので力任せにガタガタやったら
腰を痛めるし・・・もう散々でした(涙)
でも、それ以上に景色と夜空が綺麗なので「行った価値はあった」と思えるのが
有りがたい所です。でもあの金額で、あのサービスだと2度目は無いかも(^^;です。
星空、お褒めいただき光栄です!!
天の川、あんなに見えるなんて驚きでしたわ。
大伸ばしして、額縁ですか(*^-^*)
きゃー、ドキドキです。本気でやってみようかしら。
ありがとうございます!
はなのいえ、グーグルアースでポカラまではわかりましたがアスタム村は分かりませんでした。でも本当にヒマラヤ山脈の脇なんですね。
五右衛門風呂はさすがに私も入ったことがありません。落語じゃないけど木の蓋みたいなの取って入ったりはしませんでしたよね。(笑
食卓の雰囲気は良いですね。蜜蝋のローソク、お土産に持って帰りたい。(^^;
前菜の量が多すぎましたか。ポークカツレツにプレーンリゾットはお口に合わなかったようで。(笑
でも風景はいいですね。私もこんなのんびり(???)した旅行をしてみたいものです。
朝焼けのヒマラヤ、それでも感じは出てますね。以前上高地に行った時、夕方大正池のあたりを歩いていたらカメラを構えていた人たちが居たのでふと後ろを見たら穂高が夕日で赤く染まっていました。ほんの一瞬の出来事に感動するモンですね。
私も気に入った写真は引き伸ばして飾ることがあります。
昔は高かったけど今はいくらでも作れるから気に入ったものを飾っておくと良いですよね。
さて朝食の後からはどうなるのでしょう。ちなみに和食と思うからだめ。ネパール人がつくってるんだからネパールの朝ご飯と思いましょう。「郷に入ったら郷に従え」ここの郷は日本風ネパール食だったんですね。たぶんガイドの人は美味しいって言ってたんじゃないかな。(^^;
>ヤスさん
こんにちは!
グーグルアースで確かめられたのですね、さすがです^^。
この辺りは、山登りの最後の街になるので山に登られる方が良く立ち寄る場所
みたいです。さすがに、上の方の小さな村まではグーグルも行ってないでしょう(笑)
さて、五右衛門風呂。
あら?ご経験無しなんですね^^;
ダンナは未経験ですが、私は旧家のお風呂が五右衛門だったので数回入った
経験があるので・・・さすがにすのこは敷いたままはいりましたよ。ふふふふっ。
そして、食卓の雰囲気。
蜜蝋の蝋燭って、普通の物と全然違う香りと暖かみがある光が特徴なんです。
私もお土産に持って帰りたかったのですが、荷物の扱いがネパールもタイも荒いので
折れそうで購入せずに戻ってきました(苦笑)
そして、この日のお夕食。
前菜というか、おつまみが脂っこすぎてフーフー言っている所にカツだったので
死にそう・・・と思わず呟きました(笑)
ちなみに、カツに関しては普通に美味しかったです(爆笑)
さて、風景の良さが売りのホテルなので売り文句に間違いナシというか。
それ以上の美しさに、お腹は・・・でしたが。
心は滞在中、幸せに満タンになっていました。スタッフの方は、とても親切ですし。
村からの道案内をしてくださった方が、なぜか滞在中ずっと通訳として
つきっきりでお世話くださったので言葉に困る事が無く気が楽だったのは事実です。
まあ、ダンナは放置して欲しい人なので。
「構われすぎると疲れる、もっとほっといて・涙」と言っていましたが(笑)
上高地のお話、素敵だったでしょうね~。
やはり山が染まる姿は美しいですよね!ヤスさんも、お写真引き延ばし派なのですね!
私やったこと無いのですが、今は現像もお安いので是非やってみたいと思います♪
最後に食事の件。
私も自分に「ネパール人が作った食事は、ネパール食」と言い聞かせていました(^^;
なんだか発想が同じですねぇ。
この後の食事は、乞うご期待です(笑)
結局文句言いまくっているかと思いきや、はなのいえ2日目はとても素敵な
体験連続で一気にテンションアゲアゲです♪ありがとうございました!
景色は最高ですね❤
星空の何と綺麗なこと!
朝日も良いですね。徐々に山々が明るくなって❤
お天気には恵まれたんですね(^^)
それにしても食事が残念なのは・・(-_-)
唐揚げにトンカツって和食なんだろうか?洋食な感じが(^^;)
>keeさん
こんにちは!
本当似景色が最高でしたよ^^。
1日だけでしたが、最高のお天気に恵まれました。
夜が明け始めて、綺麗なら起こしてくださるというお話だったのですが。
日本と時差が3時間15分あったので、ちょうど夜明け前に目が覚めるのです(笑)
とても便利でした。
さて、食事はどういう連絡が行っていたのか未だ分かりません。
取りあえず帰国してから、日本人のHPを管理されている方にクレーム入れました。
唐揚げにとんかつ(コロッケや、海老フライもありました^^;)は、日本では洋食
ですよね(苦笑)単に、日本人が普段から食べている料理を出した。
と言う意味で、日本食という言い方だったのかも知れません。
和食とは言ってませんでした・・・そういえば(笑)
ありがとうございました!
おはようございます!
昨日1日外出しておりまして、今朝旅行記2日分拝見させていただきました!
水汲みの子ども達、素朴で可愛いですね
何が幸せかわかりませんが、もしかしたら日本の子ども達よりずっと幸せな生活をしているのかもしれないですね
そして景色のすばらしさ!星空のすごさ!に感動しました
本当にあんなに星が見えるのですか?信じられません!!
空気が綺麗なんですね。空気もおいしかったことと思います(日本食より!)
ネパールで日本食。さぞがっかりされたでしょう
信じられないですね
残りの食事においしいネパール料理がたくさん食べられたことを願って
続きの旅行記、楽しみにしています
>piyohiyoriさん
こんにちは!
まとめて、重い旅行記読んでいただきありがとうございます!
子供達は本当に素朴な笑顔が素敵ですよね。
仰る通り、日本の子供の方が圧倒的に恵まれているとは思いますが
幸せって環境だけでは無いのかもと思います。
家族と温かい和の中で、大事に育てられているそんな愛情を感じました。
(ただ、今日書きますが色々な根が深い部分もあり・・・日本は
幸せだなぁと思う事も有りましたが)
そして、星や景色の美しさは驚きますよね。
日本でもこれくらいの星と美しい景色の見える場所も有るのですが。
殆どの方は、本当の田舎には観光では行かないのでご存じ無いのかも?です^^。
私は、このくらいの星は2度目の経験です。1度目は沖縄の離島でした♪
それでも、感動しましたよ。
空気が美味しいのは、言うまでも無く。
本当に素敵な場所でした。食事で少し凹みましたが(笑)
正直、今回。ホテルを予約する時に「食事変更可能」と書かれていたので
食事変更が可能なら予約をしますと言う事で予約メールにも明記されて
いましたのでどうなってしまったのかとても残念でした。
次ぎの食事はどうなったのか?笑ってやってください。では!