(今日は頭から、旅行記です)
散歩を終えてから、スパに出かけることにしました。
Minkaさんは、街中から離れているのでピックアップポイントまで
ホテルの車で送っていただく事にしました。
市街地への送り迎えは、有料ですが出かけたい時に30分くらい前に
声を掛ければ送り迎えが可能なので助かります。
しかも、ホテルの部屋に付けて置いてくれるので後払いで楽々♪
また、お迎えをお願いしたいときはホテルに連絡を入れれば向かえに来て
貰えるので大変便利なのです。シェムリアップに1度でも行かれたことの
ある方なら分かると思いますが・・・。
公共交通機関が無い為、全ての移動手段をトゥクトゥクに頼っています。
しかし、日本のタクシー業界の様に決められた料金も無く。
メーターすら無いので、言い値なのです。
英語の出来ない日本人は良い鴨でして、道ばたを歩けば無数のトゥクトゥクの
運転手の客待ちに声を掛けられます。
「オッテーオークン」とかテキトーに返事をして歩きますが。
まあ、しつこいこと!
必要に迫られて、乗り込む前に交渉しても。
交渉次第で、かなりぼられるというのがシェムリの実情です。
それが嫌で、シェムリは好きだけれど一人では行けない!!
と、騒いでいた私。
Minkaさんに出会えて良かったです、こちらは全て移動はサポートしてくれますし、
ご主人のお友達のドライバーさんで、共同でグループを作られていまして。
安価で、観光に連れて行って貰えます。
Minkaさんが、お客の性格等を見てドライバーさんを決めて下さるので
相性抜群!!(但し、日本語しか出来ない方は要相談。基本英語。)
安心して、お願い出来るという最高の条件なのです♪
と言うわけで、今回は動くための足の心配はせずに済みそうです。
また、旅行前に心配していた食事も(一人で決めなければならないので)心配なし。
食べたいもの、行きたいお店があればMinkaさんが考えて下さって
お店に連れて行って下さるとのこと。
食べたいものが思い付かないと、提案もして下さるし。
お店が分からなくても、予算や希望に合ったお店もチョイスしてくれる。
ホテルに専属コンシェルジュが居るといった感じです。
本当に、今回こちらを選んで良かったです。
ちなみに、アジア圏では海外の方に嫁いだ女性がホテルを経営されているという
パターンが非常に多いのです。
Googleで「日本人宿」+「国名」で調べるとダーッと出てきます。
8~9割は、経営されているのが日本人と言うだけで、日本人が安心出来る
環境を提供されるというレベルで、ご本人は運営にはノータッチ。
こんな宿ばかりです。
また、日本人の経営者なので日本語が片言レベルで話せるスタッフが時々いる。
という程度の所が多いです。話せるスタッフが居ない時は、基本英語。
日本語しか出来ないから、日本人の経営の宿と思うと予想外の言語の苦労をする。
そんな状態です。
しかし、今回のMinkaさんは小規模なホテルでして。
ご夫婦と、現地のお手伝いさん1人で運営されています。
ですから、何でもホテル内は日本語でどうにでもなる。
痒いところに手が届くというお手伝いをして貰えるのです。
話しを戻しまして。
ご主人の車で、オールドマーケットという市場まで連れて行って貰います。
トゥクトゥクと違って、エアコンも効いているし快適!
癖になりそうです(笑)
オールドマーケットの近くの「グリンオンピースカフェ」というお店に向かいます。
こちらは、前回のシェムリアップ旅行記を読んでいらっしゃるとお分かりかと
思いますが日本人のご夫婦の経営です。
(旦那様が美容師さん、奥様がカフェの経営)
お店に入って待とうと思ったのですが・・・。
飛行機の機内食で、お腹いっぱい。
食べる気も無いし、珈琲だけ頼もうかなとお店の前に行くと。
あれれ・・・。
お店の前が大々的に工事中(><)
しかも、ここのカフェの良い所は風通しのオープンエアー状態の店内。
壁が2面無くて、柱だけで外に居るような開放感と明るさ。
そして、人工芝の素足で上がれる店内と、ハンモックなのですけれど・・・。
下の写真は、前回の雰囲気。
気に入って2度足を運んで、今回の楽しみにしてきたのです。
見てください、下の写真がお店の様子。
隣りが建築現場になってしまっていて、オープンエアーの意味が無い。
しかも、何かお店の中真っ暗・・・。
入る気が失われてしまって、ご近所をウロウロして時間を潰しました。
気の毒だけど、こういう感じになってしまったら・・・オープンエアーの意味は
薄いから普通のお洒落なカフェに入った方が良いなぁ。
さて、時間になるとスパの名前の入ったTシャツを着た方が運転する
トゥクトゥクがやってきました。
「〇〇さんですか?」と聞いて下さって乗り込み連れて行って貰います。
スパも少し中心部から離れた所だと言う話しですが。
しばらく走ると、未舗装の道に入りました。
確かに、埃っぽい(笑)
お部屋にあった、クローマ持って来て良かった♪
口と鼻を覆って、砂埃を防ぎます。
そして、スパに到着!
おぉおお~!!高そうなお店(爆笑)
ワンちゃんも居て、この子もピカピカに綺麗にされていて
ここがカンボジアであることを忘れそうです(^-^;
旅行先によっては、安いスパに行くのですけれど。
過去2回のカンボジア旅行で気が付いた事は、カンボジアのマッサージレベルって
とても低いのです。地元系のお店に行くと、安いとはいえお金と時間の損になる。
ということで、このお店をチョイスしました。
日本でもマッサージ受けられる価格ですが、高級スパには入れない価格で
高級スパの技術を提供して貰えるということで高いとは思いませんでした。
こちらも、日本人の方の運営です。
こちらのスパに関しては、英語を使うことはほとんど無いですね。
英語全く駄目な、おば様でも大丈夫です。男性もOKなのが良いです。
また、スパの敷地内で育てている安心安全な薬草を使って施術して貰えますから。
お肌の弱い方にも、お勧めです。
SPA KHMER → http://www.spakhmer.com/ja/
特別割引パックで、お安く120分のデトックススペシャルを受けました。
お店に入ると、ウェルカムドリンクをいただき軽い問診を受けます。
これで、カンボジアの伝統的な漢方みたいな物の種類を選んでくれるそうです。
ロビーがお洒落なんだわぁ~。
ここで、飲み物を飲みながら問診を書いて。
薬草が植えてあるお庭も見てもOKなのです。
ちなみに、入り口で素足になってスリッパの様なサンダルに履き替えるので
とても快適です。日本人には嬉しいサービスです。
待っていると、スパのお部屋の準備が出来て通して貰えます。
そうなのです、ここのスパ。
スパのお部屋が、それぞれ独立したコテージ型になっていて貸し切り気分です。
最初に、力加減を聞いてくれるのが助かります。
スパの施術をしてくれる方は、地元の方ですが日本人向けの教育がしっかりしていて
安心です。まずは座った状態で、日本語の出来る方が横に通訳で立って
「まずは1、そして2、最後に3」
と、声を掛けて力を入れて好みの強さを確認してくれます。
数字で伝えると、それに合わせて施術して貰える様に
スタッフさんに伝えてくれてから開始です!
途中で強かったり、弱かったりしたら数字を言えばチェンジして貰えます。
施術中は基本英語ですが、日本語で施術の流れを書いた紙を置いてありますので
安心して受けられます。
まずは、写真の左端にある白のドームに入って
カンボジア薬草蒸し(薬草サウナ)の開始です。
蒸し上がったら(笑)
オイルマッサージ、そしてスクラブによるお肌のお手入れ。
最後に、シャワーを浴びて終了。
長い道のりで疲れていたので、半分寝ていた気が(^^;
全身スッキリ、大満足で終了です。
気持ち良かったし、良く気を使って下さったのでチップを渡してロビーに戻りました。
アフタードリンクを飲みながら、ぼーっとしてしまいました。
超贅沢な気分、は~あ。
なんか、リラックスし過ぎ・・・って思った私です。
体もお腹もキツかったので、夕飯食べられるか心配だったのですが。
お腹も空いてきたし、疲れも取れたので一安心です。
お店の方にお願いして、ホテルに電話をして貰いました。
先ほどピックアップして貰ったカフェに隣接しているオールドマーケット(市場)
に寄って、毎回旅行で楽しみにしているドリアンを調達したい私。
ピックアップまで30分ほど時間をプラスして貰って、市場の中で
良さそうなドリアンを探します。
基本ドリアンって、シェムリアップでは1個まるごとで売っているのです。
これを一人で食べるには多いし。
ドリアンは臭いのでお部屋に持ち込み禁止です。
ですから、持って帰って東屋で食べられる量が欲しいのですが。
さて、切り売りしているでしょうか?
それより前に、ドリアン高いので買える価格なんでしょうか。
というか、ぼられそうだなぁ・・・。
と言うわけで、市場に到着。
周りは、観光客相手の屋台やずらり!
オールドマーケットって地元の方も多いですが、既に観光市場として確立していて
観光客の姿も非常に多いので地元価格と、観光客価格も確立してます(苦笑)
その分、女性1人でも安心って言えば安心なのですけれどね。
ジャックフルーツは大きいから、切って売ってるのですよね。
お好きな方も多いみたいですが、私はジャックフルーツは余り好きじゃないなぁ。
シュガーアップルも沢山!!
これも美味しいのだけれど、もちろん目当てはドリアン。
多分、市場の中に入らないと買えないのだ。
外側のお店は、入りやすいのだけれど・・・。
きっと、日本人女性でツアーで遊びに来たら中には入れないかな。
中は、不思議な臭いが充満していて(笑)
尚かつ狭くて暗めで、人が沢山で歩くのすら大変な状態。
ここは、観光客相手が多いので英語が通じるのだけが助かる所。
これは、私の好きなココナッツ風味のデザート。
好きなのを選んで、お願いすると器に入れて提供してくれます。
ベトナムのチェーに近いかも。
こちらは、ヌードルや炒め物などの食事ゾーンです。
勇気が有れば、美味しく安く食べられます。前回は、ここでも食事しました。
カンボジアの市場って、売っている物別にゾーン分けが何となくできていて。
同じ様なお店が、一箇所に集まっているので欲しい物を探しやすいのです。
ということで、野菜ゾーンを通って。
隣りの果物ゾーンに突入。
ドリアン扱っているお店は多いけれど、小さめを扱っているお店は少ないなぁ。
ドリアンの大小は、種類が違うだけです。
大きいから不味いとか、小さいから美味しいとか有りません。
見つけた!小さめのドリアン売っているお店!!
基本的に、小さいのは高い事が多いのですよね。
高級品種というか(笑)
幾らするんだろう?
と、思ったら・・・どうやら、ご年配のご夫婦がドリアンを注文して
剥いて貰っている最中でした。
中国系の方で、60歳代半ば~70歳くらいのご夫婦。
人が良さそうな方だったので、話しかけて値段を聞いてみることにしました。
「スミマセン、このドリアン幾らでした?」
って聞いたら、ニコニコ笑って
「8ドルでしたよ、小さいから良いよね」って教えてくれました。
奥様と話していたら、ご主人が
「もしかして、君もドリアン好きなの?」ですって。
「もちろんです!私ドリアンを愛しているんです!!」って力説したら大爆笑。
余り笑われたので「ご主人はドリアン食べないんですか?」って奥様に聞いてみる。
彼女は、悪戯な表情を浮かべて肩をすくめて旦那さんを見る。
旦那さんは、苦笑いをして
「味は別として、この臭いがねぇ。どうしても僕はダメなんだよ。
君たちの味覚と嗅覚は、信じられないねぇ。
でも、1個は多いよね。家も妻しか食べないからいつも1個じゃ多いんだ。
ねえ、君半分要らない?シェアーするよ」
なんて言ってくださったので、大喜びで
「えっ!!本当ですか!良いんですか!!」って大袈裟に反応しちゃいました。
旦那さん大受けで
「ねえ、君日本人でしょ?かなりファンキーだね。僕好きだなぁ」ですって。
ふふふふっ、良いのよ英語人格は違う人格なんですよ。私。
色々と英語で喋ってくれるのですが、きゃぁああああ・・・。
ついて行けない(><)
「スミマセン、英語苦手で。聞き取りは出来るのですが、喋れないのです」
なんて、言ったら優しく大丈夫!って言って下さってほっとしました。
「僕らもね、日本にも行くのだけれど。日本語は苦手でね。
でも、片言でも気持ちは通じるし。黙っていたらダメだけど、必死に喋ろうと
してくれればそれだけで充分。安心して!」
ですって、ありがとうございます。
カットの終わったドリアンを、半分に分けて貰う様にお店の方に伝えてくれて。
「はい、どうぞ」と半分いただきました。
お金を渡そうとしたら
「要らないよ!どうせ、食べきれない分だから」
って言うので
「ダメダメ、それはダメですよ。お金払います!!」
と言いつつ、渡そうとしたのですが。
「良い旅行をね、じゃあね!」って笑って去って行ってしまいました。
「ありがとうございます」って、声を掛けてお別れしました。
早目に調達が済んだので、ホテルのピックアップポイントまで歩きます。
犬も暑いので、日が当たらない所で昼寝してるし(笑)
乾期のカンボジアは暑い!!
スパでサッパリしたのだけれど、もう汗だく。
夏バテしないように、気をつけないと・・・と思いつつ。
ホテルに戻りました。
(続く)
こんにちは!
スパ。素敵なロビーですね
私はスパ経験がありません。たぶんこれからも、なので
雰囲気だけでも楽しませていただきました
ドリアンのお話。いいですね
旅行先でのいい方との出会いは、本当に嬉しいものですよね
楽しい出来事として、いい思い出にもなりますよね
私もyukiさんくらい英語が話せればもっと楽しいだろうな、と思います
夫婦で香港に確か行ったときでしょうか
飛行機が遅れて夜中到着になり、両替ができませんでした
仕方なくホテルまで歩こうと思い道を聞くと、遠いからと言ってタクシー代をくれた方がいました
ふと思い出す、旅のいい思い出です
>piyohiyoriさん
こんにちは!
スパ、素敵なロビーに思わず「わぁ~」と声に出してしまいました。
水が流れてる。。。って思ったら「落ちないように気をつけてくださいね」って。
笑っちゃいました。ありがとうございます。
ドリアンの一件は、これぞ旅行の醍醐味!って感じもしました。
こういう地元でなく、旅行者同士の関わりも素敵な経験だなぁと思います。
ご夫婦に感謝でした!
(私も英語は苦手ですよぉ~^^;)
piyohiyoriさんの香港のお話も、良いお話ですね。
タクシー代なんて、もっと凄いお話ですよね。
きっと、余程良い方に出会えたのでしょう。
こういう出会いを経験すると、旅行は辞められませんね。
ドリアン食べてみたいなぁ~
もしかしたら、秋にタイへ行くかもしれないので
その時は絶対に食べようと思います。(^^)/
>keiさん
こんにちは!
ドリアン、タイなら絶対にありますよ。
マレーシアでは、観光地では切り売りしていたので
そういう物と出会えると良いですね!