シェムリアップ最終日、朝起きると荷物をベッドの上に広げて
二人でごそごそ。取りあえず、いつでも出られる状態で遊びに行きたい。
二人とも、写真撮ったり、ビデオ撮ったりするし、タブレットも携帯電話も
持って行ってますから。電子機器系が多いのです。
ですから、重さを分散するためにお互いに持つ物を分けたり。
それぞれバックの入れる場所ごとに、荷物をベッドに並べて出発する
夕刻までどうするのか話合う事に。
最初、私は遺跡の見ていない所に行こうと思ったのですが。
彼がもう、遺跡は良いわ。というので・・・それは無しに。
今日の行動費もまずチェックして、宿泊代と、空港までの交通費と分けて。
と言う感じで、チェックを入れる事に。
まあ、毎度のおなじみの状況が発生。
我が家のダンナ殿、とても慎重な人でして。
お金は、最初から宿泊代、入場料、とか袋に分けていれてあるのです。
その上に、盗難に遭う事を考えて・・・全部、小分けにして色々な所に
入れてしまうという(^^;
その上に、ある程度使うと心配になって・・・。
また、分けてプールしておくとか。
そんなことをやってますので(笑)
最後に、全部荷物をひっくり返すとゴッソリとお金が掘り出されるという。
個人的には「埋蔵金」と呼んでおります。
で、今回も埋蔵金がゴッソリ出て来て苦笑い。
宿泊代を分けておいたのに、忘れて現地で宿泊費をまたプールしちゃったらしい。
その上に、足りなくなると困るというので(^^;
念のため分けておいたお金も忘れていたみたいで・・・。
埋蔵金ザックザク。
まあ、途中で足りなくなってATMにキャッシングに走るよりずっと良いですから。
埋蔵金が掘り出された所で、資金は問題無いし今日はどうする?
と言う話しになり、安いマッサージでなくて
それなりのマッサージを受けに行こうか。ということに。
マッサージと言えば、私の出番。
お店は任せるから探して!とタブレットと地元情報誌が渡されて指令が出ました。
でも、まともなところは意外と埋まっているかもなので幾つかピックアップします。
もし、電話して予約が取れなければどうする?
お昼どうする?という話しになり。
じゃあ、もう一度先日行ったGreen on Peace Cafe & Barのカンボジア料理を
食べたいね!という話しで、お昼はそこに決定。
ただし、優先順位としてはマッサージ優先。
場所的に、遠くてGreen on Peace Cafe & Barに行けなかったら屋台でお昼にしよう!
と、予定決定。
じゃあ、朝ご飯に行きましょうかと話したら・・・。
「俺、食べ過ぎたから朝は要らねえなぁ」とダンナ。
えぇえええええ(><)
「アタシお腹空いてるんですが」と言うと。
「ああ、勝手に行っておいで」
と言われてしまったので、海外で初単独行動。
実は、私。
かなり方向音痴でして、実家の近所でも迷うのですよ。
国内なら、道を聞けるのですけれど・・・。
私の激しく怪しい英語らしき物では、迷ったら大変だと思うのですよね。
しかも今日食べたくて探している物は、もう一度食べたかったお粥。
基本的に流して売っているので、屋台を止めないとなので難易度高い!!
しかも、お粥ってお鍋の中なので・・・止めたら違うかもという。
あはははは!
一人で、ウロウロしながら屋台を探します。
途中、塀の上がキラキラしているのを見つけて近寄ってみると・・・。
作る時に、ガラスの瓶を割って欠片を埋め込んでいるんですね。
泥棒避けなのでしょうけれど、思わず苦笑いでした。
よく考えているなぁ~。
ウロウロ歩いていても見つからず、結局・・・行ったことの無い道を歩いてみる。
そこで、可愛い兄弟(10代前半~後半)がやっているお粥屋台と遭遇。
小さい女の子に、幾ら?って聞いたら、英語が分からないみたいで。
お兄ちゃんが「1$です」って答えてくれたので1ついただく事に。
昨日購入したときは、味が分からなかったので全部入れて貰ったのですが。
1つ1つ、調味料を入れる時に「これ入れますか」と聞いてくれるので。
砂糖だけ、半分にして貰いました。
甘辛くて、生ハーブと、お肉の入ったお粥なのです。
砂糖の量が結構多いので、最後に砂糖が沈んでいたりして(笑)
半分でお願いして丁度良かったです♪
買って戻ると、なぜかダンナが
「一口食べたい」と言いだし。
「やっぱ、俺もお粥食べたい!!買いに行ってくる!!」とお財布握って
出かけてしまいました。あははははは(^^;
しかーし、待てど暮らせど戻ってこない。
ついでに、散策に行ってしまったようです。
待つ事1時間。
やっと戻って来たら、片手にお粥。あはははは!
本当にお粥をさがしていたの?って話したら、ついでに歩いてきたけど。
お粥の屋台、本当に無かったんだよって。
一口お返しにあげるって貰ったのですが、結構冷めていて。
どこまで行って来たんでしょうか。
お粥を食べ終わったら。
なぜか、ダンナ殿「うん、妙に元気になってきた。珈琲飲みてえなぁ」
ですって。結局、珈琲を探しに二人で出かける事に(^^;
何やってんだか。
この自由度が、個人旅行の楽しい所なのです。
で、出掛けついでに、昨夜Twitterでシェムリアップにいます。
という内容でtweetしましたら、お気に入りに入れてくださった方が
なんとシェムリアップでゲストハウスを営んで居られるらしいです。
日本人の方がお二人でされていて、現地の方も働かれているとのことでして。
英語が出来ない私でも、一人で宿泊できるかも?と思って、様子を見に
行ってみようという話しになったのです。
実は、次ぎに転勤希望出しているところがあるのですが。
そこだと、シェムリアップ等乗り換えの有る所が行きやすいのですが。
鳥たちを預かってくれる場所が無いので、一人旅行しなければなので(笑)
一人でも、宿泊出来そうなお宿を開拓しないとです。
ゲストハウスの名前は、シティプレミアムゲストハウスさん( http://city-gh.com/ )。
後で知ったのですが、ゲストハウスで食事や飲み物を頼めるらしいです。
行ったついでに、そこでのんびりしてくれば良かったです。
遊びに来るだけでもどうぞ!とwebに書いてあった通り。
大歓迎してくださって、お部屋も見せてくれました。
もし、今後。
一緒に出かけられない状況になっても、ここなら一人で宿泊出来るかも。
と、希望が出てきてワクワクしつつ。珈琲探しに行きました。
しかーし、カフェってなかなか無いのですよね。
有るとすると、外人向けのお洒落なカフェばかり。
メニューが無いからなぁー。
と、思って諦めて戻ろうと思った時に・・・あ!珈琲発見!!
しかも、求めていたベトナム珈琲!!
なんと、オジチャンが店先で座って飲んでいます。
しかし・・・!!
ここって、シーフード料理店なんですけどね(笑)
どうやら、どのお店にも珈琲など飲み物メニューはあるようです。
飲みたければ、普通のお店に入れば良かったのか。
しまったぁー!!って思いましたね。
丸のついている辺りのひさしの下に座って、珈琲を待ちます。
こんな所で、飲み物をいただきます。
上見てください、シーフード店って書いて有りますよね。
折角なので、ここでカンボジアの常識的な物を撮影してきました。
見てください。こんな感じで、調味料や、飲み物、箸などが置いてあります。
面白いのですが、箸入れには水が入っています。
日本ではあり得ないと思うのですよね。
下手にそのまま置いておくより、清潔なんだと思います。
砂埃とか凄いですし、虫とかも居るので水に入れておけば
汚れがつくことは無いでしょうね。
食べる時に、箸立てから出して。
横にある、ティッシュで水を拭き取ってから使うのです。
洒落たお店は、割り箸がありますけれど(^^;
基本的に、こういうお店が多いですね。地元系ですと。
ついでに、水も置いて有ります。
正しく言うと、お茶ですね。
ジャスミンティーなどを沸かして、冷やしてから置いてあるので
比較的お腹が丈夫だと言う人はいただいても大丈夫です。
個人的には、普通にいただいてます。
温かいお茶を出してくれる所もあって、なかなか良い感じです。
ただ、市場なんかだとコップも使い終わったら戻すので(^^;
ティッシュで口を付ける所を拭いて、使ったりします。
気になる方は、飲まない方が良い感じです。
少し待たされましたが、珈琲が来ました♪
相変わらず、私がアイスコーヒーで。ダンナ殿が、ホットコーヒー。
私は、コンデンスミルクを混ぜて飲むのですが。
ダンナは、少しだけかき混ぜて飲んでしまうので(余り甘いのは苦手らしい)
カップの底にコンデンスミルクが残るのです。
で、今日に限って・・・なぜか
「氷欲しい!」と言い出して、私のグラスに残った氷を入れてガリガリ食べ始めました。
「うんめぇ~!まじ旨いわ!」
って、大騒ぎしながら、ガリガリ氷を食べ続けるダンナ。
結局、コンデンスミルクに入れてグラスの中の氷全部食べてしまいました(苦笑)
珈琲だけ飲みに出たので、帽子も被ってないし。
一旦ゲストハウスに戻って、しっかり水や帽子を持って出かけようと話してリターン。
ところがっ!?
ゲストハウスで、この旅行で一番のトラブル発生中(><)うぎゃぁあああ!!!
ホテルの部屋、レイトチェックアウト頼んであるので大丈夫の筈だったのですが。
既に、チェックアウトしたかのように大掃除中。
ロビーの兄ちゃん、事情が分かっているので困った顔で「今クリーニング中です」と。
ぬわんですとぉおおおお!!!!(怒)
急いで、部屋に戻ると
「出て行ってくれ!」と追い出される始末。
分けておいた荷物は、全部山盛りに寄せられて。
滞在中、クリーニングもタオル交換も来なかったので出しておいた下着まで
移動されて山盛りの中に。いやぁあああああ(T-T)
最低!最低!マジ最低!!!
もう、詰め込むだけにしておいた荷物を動かされるだけなら良いけれど。
下着まで触られて、山盛りの中に放り込まれるってあり得ない。
クレーム入れようにも、日本語出来るスタッフ居ない。
何の為に、追加料金払っていると思っているのよ!!
次ぎの客を入れる為に、まだ滞在している人間の荷物を動かして掃除するか!?
最低なゲストハウスだな(怒)
と、もう怒りが収まらず。
暑い中で、待たされ。30分くらい待って、部屋に戻れました。
さすがに、怒りが収まらず「もう、ここに居たくない!!」って怒り爆発。
出かける先を、怒りにまかせて探す人。
マッサージのお金もあるみたいですし。
ただ、すでに怒り心頭だったので(笑)
絶対外したく無いので、必死に探すと日本人オーナーのマッサージ店を発見。
オープン時間の少し前に、ダンナにお願いして電話して貰いました。
すると、英語が出来ない人なのか。待たされたあげく、電話を切られる(--;;
嫌な事は続く物です。
もう、これ以上疲れたくないし。
ということで、少し歩きますが(30分くらいかな)絶対に外さない
Green on Peace Cafe & Barに行ってお昼しながらぼーっとしようという話しになりました。
テクテク歩きながら、Green on Peace Cafe & Barに到着。
すでに、お昼近かったので前に来たときに食べたカンボジア料理を食べたかったのですが。
あれ?ランチメニューは、簡単な物しか無い。
きっと、シェフが居ないのでしょう(涙)
なんか、噛み合わない状態が続きますね。
まあ、お店の雰囲気も良いのでゆっくりお酒飲みながらぼーっとします。
乗ってみたかった、ハンモックにも乗って荒んだ心を静めます。
いいなぁ~、このノンビリっぷり。
お酒が来た所で、もうぜーんぶ頭から綺麗さっぱり消えてしまいました。
良い風に吹かれて、とても幸せな気分。
ああ、色々とあったけれど今回の楽しかったなぁ~。
今日帰るんだよなぁ~とか考えつつ、のほほんとしていたら・・・突然電話が鳴る。
「シンじゃない?今日、空港まで送りましょうか、って言う電話じゃない」
なんて言いながら彼が電話にでると、あれ?丁寧な口調で日本語だ。
「ええ、はい。そうなんですよ」
「もう予定入れてしまったので、申し訳無いです」
と、言いつつ電話を切った彼。
事情を聞くと、どうやら先ほど電話して切られたマッサージ店から電話の模様。
予約入れられますが・・・という電話だったようです。
平謝りだったとか。
そんなことをしている内に、正午を回って来て。
何か食べたいという話しになりました、お昼過ぎれば以前のランチメニューが出てくるのでは?
と、お店の方を呼んでメニューをいただいたのですが・・・あれ?メニュー変わってない。
「これで、メニューは全部ですか」と聞くと「今日はシェフが居ないので」
というお話。
う~ん、残念!!
これしか、メニューが無いならマッサージにしたい!
と、突然言い出す私にダンナが「ああ、良いよ」と笑いながら対応。
携帯電話を取り出すと、マッサージ店に電話して予約の空きを確かめて。
キッチリと予約を入れてくれました。ありがとう♥
と言う訳で、ここから45分ほど炎天下を歩き続ける事になります。
我が家、歩くのは苦にならないので全然大丈夫。
Google map片手にてくてく。
普通は、この距離だと迷わずツゥクツゥク距離なんですけれどね。
今晩から、明日の朝まで航空機で座りっぱなしになるので動いておくに越した事は無いです。
動かないと具合が悪くなるし、ご飯も美味しく無いので。
ご飯を美味しく食べる為なら、動く事も厭わないですわ~。
朝、お粥食べて。珈琲飲んで。
カフェで、レッドアイ飲んで。
お昼無しで、良い気分でテクテク。
途中、どこにあるのか気になっていたサーカスの前を通過。
シェムリアップにサーカスがあるとは聞いていましたが、ここでしたか^^
大通りには、ガソリンスタンドではない危険な香りのする
ガソリン売っているお店もあります。
路上で、無許可なのか怪しい雰囲気で売っています。
近くで写真撮りにくかったので、遠くからパシャリ。
ちょっと怖い気もします。
カンボジアでは、大瓶にガソリンを入れて売っていたりするのですが。
ここでは、ドラム缶にガソリン入れて(笑)
ポンプを突っ込んで売ってます。
大丈夫なのかな???
前回も思ったのですが、カンボジアの人って喋っているか寝ているかって
イメージあります。シェムリアップでは、ハンモックが流行っているらしくて
仕事が無いとこうやって木に吊して寝ている人が一杯(^^;
お店の横の木に吊して、売り子さん寝てますけれど。
面白いなぁ~。
予想以上に遠くて、ドキドキしながら時間ぴったりくらいに到着。
マンションの1階みたいなところにあるのですが、ドアには名前が無くて。
外に、看板が出ています。
しかし、どの入り口がマッサージ屋さんなのでしょうか。
多分、木の重厚な扉がそうだと思うのですが開いたら知らない人がいて
泥棒扱いされたら怖いなぁ・・・と思っていたら。
中から、従業員の方が開けてくださいました。
お願いします!せめてドアに店名かいてくださいね(笑)
店舗に入って・・・ほっと一息。
ここで、最終回に続きます。多分、次回で終了です(^^;