ドイツ旅行記9

歩いていた近くに、パット見で4つくらい見学が出来そうな建物があり。
まずは、坂の上に見える教会らしき建物の所へ。

上に登ってみたのですが、どうやら近日中にクリスマスマーケットが
開かれる様で皆さんが準備をしているところでした。
ちょっと早かったなぁ・・・と高台から、次ぎの目的地を品定めします。

しかし、素敵な景色ですよね。

まずは、目の前にある橋を渡ってみようと決めて今来た坂を下ります。
上から見ると、像が有るみたいなので像も何か見て見たいし。
といっても、文字が読めないから何の像だか分かりませんけれど(笑)
「ついでに見る」って言い張って来たので・・・。
下調べも、ガイドブックも持ってきてないことをかなり後悔。

橋も、舗装ではなく石畳なのですよね。
なんか、情緒たっぷりです。

兵士の像みたいですけれど。
像の頭の上にカモメが乗っかっていて、思わずクスリッとわらってしまいました。

後から調べた所、ハンス・ヴァルトマンという方の像だそうです。
長い間、チューリッヒ市長を務めた方らしいですね。
もう、今回の旅はハチャメチャ。後から、調べるなんてかなり笑えます。

そして、橋を渡って・・・何やら広場に出ます。

そこの教会が、何やら入って見学できるらしい。
と言う事で、いそいそと入場してみました。

フラウミュンスターという教会だそうです。
外から見ると、とんがり屋根の綺麗な青が印象的です。
ただし、中は撮影禁止ですので写真は無し。

この教会も、ついでで入ったのですけれど。
ドイツのケルンの大聖堂の様な華美な物ではなく。
本当に祈りの場としての、厳かな雰囲気が漂い。
懺悔室には、すり切れた使い込んだキリムに似た敷物が有るだけ。
という、ような雰囲気なのです。

しかし、意味が分からない感動というか感情がこみ上げてきて。
10分以上、立ち尽くし目を瞑って何かを感じるという状況になることが数回。
歴史的な場所で神秘的な感覚を持つことを、全般に否定してしまう方ですし。
感動が、妙な思い込みを産んで妄想してしまうのってかっこ悪い!

って思う人間なのですけれど。
さすがに、ここは前世とかに縁が有った場所なのではないかとしか思えず。
懺悔室では、しばし涙が出てきそうで堪えるのに目を瞑って動けなくなりました。
何でしょうね・・・生まれて初めての経験でした。

中で、日本人の個人旅行に来たというおば様達と出会い。
大声で騒いでいたので、入り口で声は控え目に。私語は出来るだけ慎むように。
って言われましたよね?ってちょっと声を掛けてしまいました。
何か日本人って英語分からない人が多くて、みっともない観光をしている方が多くて。
時々余計なお世話をしたくなる私です。

サッと見て、15分くらいで出るつもりだったフラウミュンスターですが・・・。
余裕で1時間以上滞在し(見る所は実は物凄く少ない)外に出たら夕暮れ時でした。

どこかで、ゆっくりと心を解放したくて川縁に向かいました。
夕暮れの川は、白鳥たちが悠々と泳ぎ。
日本の川と違い、湖にも近い様な静かな流れでぼーっと過ごすにはもってこいです。

白鳥を眺めながら。
何かスイスに来て良かったなぁ~。
もっとスイス見たいのになぁ~。
ドイツじゃなくて、スイスにしとくんだったなぁ~。
とか、私にしては珍しい感情になってここでも1時間近くぼーっとすごしました。

私の見たかった景色、求めて居た街はここだったんだよな。
もう一度来られるかな・・・ああ!もう一度来たぁああああい!!!

叫んでいたのは言う間でも有りません。

取りあえず、暗くなって来たし。

明日は日本に戻らなければならないので、しかた無く重い腰を上げます。
途中で、売店に立ち寄って「スイスのビールください!!」って2本ビールを買って。
チューリッヒ中央駅への途中で、ベンチに座って取りあえずプシュしました(笑)

私にとっては、夢の中の景色なのだけれど。
ここにも、普通の日常があって。
この風景が、日常である人もいるのだなぁ・・・と目の前の路面電車を見て思ったりして。
海外に行って、ここに住みたいって思ったのはこの時が初めてです。

ガッツリ飲んで、ガッツリ気持ち良くなったところで駅までふわふわと
夢見心地で到着。

元来た電車に乗って、無事ショートトリップ終了。
ゆっくり寝て、明日の日本への帰国に備えます。

あああああああ!!!
勿体ないなぁ。
失敗したなぁ!
この後に及んで、眠るまで叫び続けたのでした。

(続く)

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