ドイツ旅行記5

お城に到着して、ツアー受付デスクに行きます。
「あのぉ~、ツアーに参加したいのですが」と恐る恐る話しかけると。
「次ぎのツアーは〇〇時からですので、受付は今できますがお待ちください」とのこと。

私、超貧乏性なのでツアー代金を聞いて「高っ!!」って思いましたけれど・・・。
折角足を運んだので、参加する事にしました。

日本人って、海外に行くと分かるのですが。
まずは「韓国人ですか?」と聞かれます。
違うと言えば、次ぎは「中国人ですか?」と聞かれる筈です。
最後に、「じゃあ、日本人ですね!」というと、満面の笑みで「ようこそ!」って言って貰える。
何か不思議な経験をここでもしました。

ツアーは、1時間半に1ツアーくらいだった記憶があります。
私が言ったときは、とてもタイミングが良かったようでして次ぎのツアーは
20分程度待つくらいで参加出来ました。

できるだけ、不要な荷物は持たないでください。
文化財を傷付ける可能性があるので、ロッカーの中へ。
カメラでの撮影は許されていません、ロッカーにお預けください。
スマホなどの端末も、ロッカーに!

と、かなり厳しい警戒ぷり。
ドイツのお城などの文化財は、撮影は出来ない所が多い様です。

ドイツ語を理解出来ない人達には、各国の言葉での説明できる機材が渡されます。
各ポイントに行ったら、看板にある番号を打ち込み実行を押すと説明が始まります。
それは、受付で機材を借りる時に説明して貰えます。

正直・・・この英語での説明が理解出来ないと微妙に厳しいです。
察する事は出来ますけれど・・・英語そこそこ聞き取れる事を感謝するしか無いですね。

お城の中は、強烈に寒くて。
でも、想像以上に素晴らしくて(外見からは想像出来ない)鳥肌立ちまくり~の。
なぜか、感動しまくって涙が出て来~の。

正直言うと、皆さん感じているかと思われますが。
年齢と共に、感動出来なくなってくるのです。
素敵~!!とか、綺麗~!!!とか思っても、どこか根底に「ふ~ん」という醒めた自分がいます。
しかし、このお城。
掛け値無しに、鳥肌がとまらなかったし。
説明ポイントの各箇所で、何時間でも座って見ていたいほどの素敵なお城でした。
まさか、自分が涙が出るほど感動するなんて思いも寄りませんでした。

皆さんも是非、ドイツに行かれた際は、ついでででも構いません。
お立ち寄りいただきたいと思います。

感動のツアーはあっと言う間に終了。
次ぎはケルンの大聖堂に参ります。

が・・・・!!!!?

次ぎの電車の時間まで、45分待ちぃいいいいい。
ええええええっっっ!!!
このクソ寒いのに、ホームで待てと!?

どうやら、このお城の最寄り駅は鈍行しか止まらないようです。
はぁああああああ。

電車は沢山あるのに、止まる電車が無いのですよ。
仕方ないので、テクテクと駅まで歩きます。

本当、この駅寂しい駅だなぁ。

寒ぶっ!!!
日本の旦那に、思わず電話してしまいました。

旦那、電話口で大爆笑。
「取りあえず、頑張れ。俺は知らん」でした。

まあ、そうでしょうね。妙な時間に電話してごめんなさいね~(涙)

しかしねぇ、この落書きを見ると・・・何か治安悪いって錯覚しません???
実際、治安は良いみたいですけれど。

途中、電車が来たかと思ったら・・・貨物列車だし。

色々と見て歩いてしまいましたよ!
ドイツでも、ホームから転落する人多いのね。
人間人種が違っても、同じってこと(笑)

まじ、やってらんなーい!!!

何とか、電車に乗って。
次ぎの目的地ケルンに到着。

実際に駅から降りてみると・・・この駅大きいわ~。

ちょうど、何かの節目なのか???
第二次世界大戦の時に、破壊された町の模型がありました。

そうなんですよね、ドイツは日本との連合国でかなりの痛手を受けたのでした。

駅の中も、クリスマスの飾り付けの真っ最中でした。

駅を一歩出ると、大聖堂デカ!!!

ちなみに、駅との位置関係はこんな感じ。
大聖堂の前の階段には、リラックスした人びとや、カップルなんかがウジャウジャ。

右側の近代的な建物で、名前が屋上?に乗っているのが駅です。
階段が大聖堂の階段ですから、何か不思議な気分になります。

大聖堂の前にも、大戦直後の写真が置かれており。
市民の寄附でこの建物を直していった様です。多分、私の英語の読み方が正解ならばですが。
なにせ、怪しい英語を使う生き物ですから。

まずは、大聖堂に入ります。
サラッと見て、感動せずに終わっちゃうンだろうな。
ここまで威圧感の有る建物って、何か苦手なんだよね・・・。

って、中に入ってお口ぽかーん。
す・・・凄い。

ここ、無料で入れるのです。
写真を撮影するのも、自由。

ステンドグラスとかも、凄い。

もう、何も言いません。黙って眺めてください。



美しさに圧倒された先ほどの城とは別物の荘厳さに、言葉を失います。
想像以上に長く居着いたため、お腹がぐうううううっと、情けない音を出しています。

取りあえず、大聖堂の前のクリスマスマーケットで腹ごしらえをしましょう。
先ほどから、賑やかに開催中です。

(続く)

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