ペナン旅行記 5

今回利用したホテルは、素敵な古民家なのですが・・・。
古い家に手を加えただけで、防音対策は取れない様です。

その代わり、廊下にクッション材を敷き詰めたり。
こんな張り紙をしてある為、皆さんお互いに気をつけており静かで
居心地の良いホテルになっています。

実は、私もホテルをどこにしようか悩んでweb検索してとあるページに出会い
一目惚れしてこちらのホテルにしたのです。

人だけ、webと違っていたのは朝食は頂けるのですが・・・。
カフェが無くなっていたこと。

朝食が必要なら言って下さいね、というので朝行ってみると声を掛けると
出して下さる形式の様です。
お願いしたら、出して下さいました・・・がっ、がっ!ですよ(--;;
辛党の私は、キツかったです。全部甘いのですもん。
(コーヒーも甘いインスタントです^^;)

お天気はグズグズ。
降ったり止んだり、しかも辛党の私は甘い物を食べてしまって口の中が厳しい。
塩辛い物を求めて、出かけることにします。

中庭は、露天なので雨が降っていると分かるという面白い仕組みの建物。
(ここの場所が、雨が降る中庭)

ロビーには、見所が分かり易く張り出されていて気になって眺める私。
どうやら、朝市が行われている場所が近くにあるみたいです。

地図を見ていたら、ホテルの方が色々と教えてくださって今日の予定も出来ました。
まずは、中華街に朝ご飯の仕切り直しを探しに行くことにしました。
中華街なら、中華粥があるはず^^

この辺りは、街並みが世界遺産でして。
素敵な建物が並んでいます。

しかし、雨が降ったり止んだり。今日1日の予報もこんな感じ。
暑くないとはいえ、ちょっと残念。
雨でも、この人出なのは嬉しいですけれどね。

雨を気にするのは、日本人独特みたいですね。お天気あまり気にしない方が多いです。

こういう朝市などの雑多が実は物凄く好きです。ワクワクします。
ただし、こういう所はスリ注意ですけれど(^^;

沢山の屋台の一角で、オッちゃんがお絵かきをしていました。
あまりにお上手なので、声を掛けて写真を撮らせて貰う私。

なんか、面白いですね♪

大好きなドリアンも探しましたが、まるごと1個しか見当たらず断念。

ほぼ市場の隅まで来たところで、やっと中華粥を発見!!

大繁盛!!どうやら、雑誌に掲載される有名店らしいです。

唯一、日本人が苦手なのはこう言う環境でしょうか。
屋台なので、衛生状態は正直悪いです。
こんな感じで、使用済みの容器を洗ってます。

お腹に自信が無い方には、オススメ出来ませんが・・・美味しいです!

ちょっと珍しい中華粥かも知れません。
モツやガツなどの、内臓系の具の入ったお粥でした♪

お腹も気持ちも満足したので、ついでに公設市場に行ったり。
公設市場でトイレを利用しました。トイレは、基本有料です(^^;

ここで、昨日と同様にバスに乗る為にバス停にLet’s goしました。

バスは1周2時間として、10数カ所をグルグル回るのですが。
あまりガツガツして観光すると疲れるので、行きたい場所を1箇所決めました。
戻って来たら、インド人街で食材のお買い物をすると決めました。

行き先は、Kek Lok Si Templeです。
麓にバスが到着し、そこから山を登ると頂上に寺院があるとか。
昨日、山の上に見えたあの寺院です。

片道1時間のんびり歩くと掛かるらしい(サッサと歩けば40分程度)ので、
見て写真撮って戻ったら3時間くらいは掛かりそう。

ということで、バス2時間+寺院3時間でたっぷり5時間。
ペナンは見所が多すぎて、1週間くらいは楽しめそうです。

Kek Lok Si Templeは、最後の方なので途中「休憩場所」になっているペナンヒルで
待ち時間が40分程度。ぼーっとしていたら、係員の20代と思われる女性が
話しかけてきてしばし歓談してしまいました。

「どこから来たのですか?」から始まって、日本と答えると驚かれて苦笑い。
純粋な日本人には見えない、ハーフとかクォーターですか?なんて聞かれる。
かなりこの話で盛り上がりました♪
限りなく純血に近い日本人ですが、ちょっとだけ欧米の血が混じっているらしく。
(祖母が身内に縁遠い人で、良く自分のルーツを知らないらしいです)
時々、この手の問いをされるので慣れっこでは有りますが(^^;
殆ど聞かれるのは、海外でなのです。日本で聞かれたのって過去1回のみ。

話しの最中に、面白いからペナンヒルに行ってみたら?とお勧めいただいたので、
お勧めに従い行ってみることにしました。
ここは、どうやらペナンを一望できる丘になっており。
登山列車?が通っていて、上がテーマパークみたいな遊べる施設になっているそうです。
景色だけでもとても綺麗なので、損は無いとか。

写真は、ペナンヒルの駐車場周辺。
平日なので、人がまばらですがこれだけ広い駐車場って休日は人出があるのでしょう。

登山電車に乗ろうとしたら、結構お高いです~。びっくり!!

どうしようかな・・・と、マレーシア人の価格を見て悩みました。
差を付けすぎでしょ~!!
ファーストレーンで無ければ、それでも許容範囲かな。
ということで、普通のチケットを購入しました。

では、行ってみましょうか♪

この電車に乗ってLet’s goしますが。
ファーストレーンの方が、まずは乗り込んでノーマルレーンの私達は
その後に乗り込むので座らないで頂上まで行くことになるのは間違い無しです^^;

思ったより、景色良い~!!
結構高い~!!!

到着したら、綺麗~!!!
テンションアゲアゲ。来て良かったぁ!(*’▽’*)

上には、有料の道なんかも有ったりします。

私は、ヘナアートをしてもらって。
足裏マッサージをしてもらって、ウットリしながら堪能しました。

思った以上にのんびりしてしまったので、日が暮れない内に
Kek Lok Si Templeまで行かなければなりません(焦)
ちょっと、焦り気味でバスに飛び乗り・・・無事到着。

って、参道はどこですか??何も看板もありません(汗)

悩んでいたら、猛烈なスコール!!
お店の駐車場みたいな所に入って、雨宿りをしていると・・・。
現地の方と思われる80歳ちょっとくらいのお爺ちゃんもやってきました。
「良く降るね、所で君はどこから来たんだい?」
なんて、フレンドリーに話しかけてきます。

なぜか途中から説教になるという
「日本人の英語は本当に駄目だ!発音が駄目だからね、文法以前の問題だよ」
と言う話しで、延々怒られる次第(--;;

謝りつつ、会話をして雨が止むと
「参道に案内してあげよう、昔からある正式な参道があるんだよ。
 今は、アスファルトで舗装された道から皆行ってしまうけれど、それは違う」
と、思ったより良い感じの人であることに気が付きました。

でも、どう見ても神社と逆方向なんですよね。
「あの、私はあのお寺に行くのに逆なんじゃ無いですか?」と言うと。
「良いんだよ、テンプルだろ?こっちで合ってるから」と、否応無しに逆側に連れて行かれる。

確かに、案内されたところには何かを書いてある門(寺院の)がありました。
「ここを、ずっと真っ直ぐ上がっていくとテンプルがあるから行きなさい」
というのでお礼を言って、延々上がっていくことにしました。

結構、雰囲気がある良い道で・・・。
ラッキーだったなぁ~♪なんて、無心で写真を撮りつつ登っていきます。

時々、人とすれ違うし。
どう見ても、観光客だし何も疑らず歩いて歩いて・・・。
約1時間・・・なんか変だぞ???と分かったのは街を一望できる高台に出た時。
Kek Lok Si Templeが、遙か遠くに見えます。

あっちゃぁー。
確かに、行き止まりにはテンプル有りましたよ。
ええ、えええ。

ジジイに一杯喰わされたみたい。ぎゃははは!!やられたぜ。
日本人嫌いって言ってたもんなぁ、戦中に日本兵に何かやられた口だろう。
嘘は言ってないよね、お寺(テンプル)に到着したもん。
ぶははははは!!!!

帰り道に、3人くらい日本人とすれ違いましたけれど全員困った顔してた。
爺さん、日本人に憂さ晴らししてるな。ったく!とんでもないクソジジイだな。

どうせ、私はどこでも雰囲気と写真が楽しめればOKなので良いけどね。
他の日本人は、気の毒だったなぁ。

ほら、景色は素敵ですし。
なかなか、言われなければこういう道には入らないし。
損したとは思わないですけれどね。

悔しいので、Kek Lok Si Templeにもちょっとだけ足を伸ばしました。
結果から言うと、全然好みじゃなかったので良しとしましょうか。

ただ、足が何時間も山道歩いてパンパン。
腰まで痛くなってきたし。

困って、日本の旦那に電話したら
「ウーバー使ったら?細かい操作はこっちでやってやるから!」
ということで、アプリでタクシーを呼んで帰宅する事にしました。

GPSで今居る場所をチェックし、近くのタクシーにオファーを出すと数分で
「お迎えに上がります。●分で到着します」と連絡が。

はぁあああ・・・助かったぁ~!!!

と、待っていたのですが。既に到着とアプリが言っているのにタクシーが見つからない。
あちらも私が見当たらないらしく、電話が掛かってくる。
「貴女が見つからない、どこに居ますか?目印は?」
と、延々話されて四苦八苦。

15分ほどドタバタして、やっとタクシーと逢う事ができました。
全く知らなかったのですが、ウーバーって公式のタクシーじゃないんですって(笑)
自家用車でお迎えに来てくれて、自家用車で送ってくれるらしいです。
あはははは・・・・

それを知っていれば、普通の車を探したのですが知らない私はタクシー探してました。
確かに、楽が出来ましたがどぎまぎしたペナン観光でした。

(続く)

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