ホワイトコーヒーとイポー(旅行記6)

普段は、比較的夜更かしの我が家ですが。
旅行に行くと、なぜか早寝早起き。

イポーでの朝も、真っ暗な頃から行動開始です。
ホテル下の食堂の仕込み時間は、まだ始まっていない模様。
クチコミに書いて有った様な、騒がしさは無し。

どちらかというと、朝一のイスラム教のお経みたいな物を大音量で流す
放送の方が耳に付く気がします。
まあ、我が家はこの手の音は嫌いでは無いので反対に気になって真似してみたりして。

アザーンと言うらしいですが・・・。
Wikipediaによれば、こんな物らしいです。

アザーン(اذان adhān)は、イスラム教における礼拝(サラート)への呼び掛けのこと。ユダヤ教のラッパ、キリスト教の鐘と同じような役割をしているが、肉声で行われることに特徴がある。「神は偉大なり」という意の句「アッラーフ・アクバル」の四度の繰り返しから始まる。

一日五回の礼拝の時間の前に礼拝の時間が来ることを伝え、周辺に住むムスリム(イスラム教徒)にモスクに集まるよう呼びかけるために、モスク、あるいはモスクのミナレットから呼びかけられる。現在は拡声器を使って流されることが多い。時計代わりとして、信徒の一日の生活上の節目となっているとも言われる。

と言う事で、この音楽は1日に数回流れます。
まだ若かりし頃・・・20年近く前にバリ島に旅行に行ったのですが。
その時も、大音量で流れていたのを覚えています。

バリに出かけた頃は、うるさいなぁ・・・と、かなり怒りに借られましたが。
いつの間にか、許容度が上がったらしく。
アザーン流れてると言われないと、気がつかなかったり。
人間って面白い生き物だなぁ、と思います。

色々なホテルに泊まると、朝は明るくなるまでセキュリティー上ドアは開けませんとか。
24時間ロビーに人がいなくて、従業員が出勤してくるまで外出できなかったりしますが。

今回のホテルはどうでしょうか。
超朝型に旅行中はなってしまうので、二人で入り口まで行って見る事にしました。

すると、階段の登り口の他に全てに南京錠が掛けられていて
何重にもセキュリティーで出入りできない様になっていました。

でもね、南京錠は全て同じ鍵で開けられると思われたので(^^;
預かっていた南京錠の鍵を差してみたら・・・カチッと開きました。
(正直言うと、南京錠って開ける気になれば簡単に開く種類の筈なんですが。
 これでOKということはかなり治安的には良いって事ですよね?)

まだ空は白んでも来ていない早朝、毎度おなじみご近所早朝散歩です。
国によって、朝の活動開始時間が大きく違うみたいです。

ネパールの時が1番早くて、朝3時半くらいから朝のお参りに来る方の鳴らず鈴の音で
目が覚めました。正直、驚きましたね。

台湾もカンボジアも比較的早くて、夜が明け始める前に屋台など出始めており。
皆さん、出勤し始めたりしていました。

さて、マレーシアはどうでしょうか?

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ホテルの下の食堂は、やっとシャッターが一部開いて調理人の方々が
来たばかりでした。意外と遅いじゃん。
まだ、何も騒音は出ていませんでした。
ホテルのクチコミで、早朝から下の食堂の仕込みでうるさくて目が覚めると文句を
言っていた方々はいつまで朝寝ているんだろうか(苦笑)

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同じ路地の写真ですが・・・皆さん、朝遅いですね。
マレーシアって、こんなに朝はのんびりなんですね。
ここの常識で動き回ったら、東南アジアでは食事にありつき損ねる可能性が(^^;
完全に明るくなったら、屋台撤収~!!って国もあるし。

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目の前のカフェ兼食堂なんかは、すでに調理を始めているみたいです。
静けさの中で、元気な会話が響いています。

アザーンも流れていたみたいだから、イスラムの方々がそろそろモスクに朝のお祈りに
集合し始める頃だと思うのですけれどね(^^;
余り人の気配がありません。

取りあえず、イポーの駅まで歩いてみる事にします。
何も物珍しい物がある訳じゃなく、朝のウォーミングアップというか。
涼しい内に、目を覚ましちゃおうという感覚なので良いんです。

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駅前の銀行など、立派な建物の建ち並ぶ一角もまだシーンと静まりかえっています。

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なんか、涼しくて良い感じなんですけれどね。
幻想的な感覚に囚われるわ~、異国でこんな明け始めた時間に歩き回ると。

新聞なんかも、束で配達されている。
ここから、分けるのかしら?

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イポーの駅についた頃には、夜が明け始めて来ました。

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イスラムの寺院に集まってきた人びとで、モスクやモスクの立体駐車場と。
それに付属した屋台街が賑やかになっています。

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色々と見ましたが、別に物珍しい物が無いので(^^;
運動終了ということで「今朝は何を食べる?」なんて話しながらホテルへ戻ります。
「取りあえず、コーヒーでも飲んで目を覚まそうか」という事で意気投合しまして。
ホテル前のcafeが開いてるといいね。と話しながら歩きます。

正直言うと、歩き始めた時から店は開いているんですよね。
ただ、いつからお客を受け入れているのか分からないというか(笑)

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帰ってきた頃には、ほぼ夜明けです。
さて、コーヒー飲めるかな?と見ると、既にどなたか座ってお茶してる♪
わーい♥

早速、お店に突撃です^^。

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昨日よく見てなかったメニューをチェックしましたが。

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結局、ホワイトコーヒーを頼む我が家。

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なんかよく分からないですが、このお店のコーヒー美味しいのですよ。
というか、他のお店でホワイトコーヒー飲んでないですけれどね(^^;
余り美味しいので、ここで満足してしまっています。

ただ、この近くにホワイトコーヒーを最初に提供したお店と。
ホワイトコーヒーで有名になって、チェーン展開しているお店(一般的には
このお店が元祖と思われている)があるので今日行って見たいね!という話しもしつつ。
のんびりと1杯で時間を潰しました。

だって、今朝は昨日食べ損ねた米麺の鳥乗せを食べたいのです。
しかし、目の前のホテルの1Fにあるお店がまだ開店前っぽいんです。

そんなこんなでダラダラとしていたら、お店のシャッターが全部開いたので。
今日は売り切れになる前(?)に突撃です(笑)

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もちろん、お客一番乗り(笑)
なんか、気分いいわぁ~。

ちなみに、小椀と大腕とありますが。
二人とも小腕です。朝は軽めにしないと、昼が食べられなくなちゃう(笑)

待ってました!と、麺料理到着。

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汁そのものは、フォーに近い感じで。
麺は、フォーよりずっと柔らかめに茹でてあります。

一口素で食べたら、優しいお味なのにコクがしっかりあって美味しい。
鳥麺だから、鳥ダシだけかと思いましたが。
海鮮のスープもでていて、優しいけれど複雑なお味。
塩気は、付いてきた醤油で調整すれば良いらしい。

横に置いてある、小皿が醤油なのですが・・・。
中には超辛い種類の唐辛子が輪切りで入っています。もちろん生(笑)

生の唐辛子って、物凄い辛いんですよね。
スパイス系の刺激に飢えていた私。
待ってましたー!!と全部突っ込んだら、途中から熱で辛さが際立ってきて
急いで唐辛子を汁から噎せながら取り出す始末。
甘く見すぎだから・・・(^^;

余りに辛すぎて、それでも汁を飲み干してから
「ねえ、もう一杯コーヒー頼んで良いかな?」とホワイトコーヒーをチョイス。
ホワイトコーヒーは甘いですからね。

余りにヒリヒリ唇までしてきたので・・・。
甘い物で、口の中の消火に勤める。火吹くわ~!ガーオ!!!って感じ。

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フーフー言いながら、コーヒーを飲んでみたのですけれど。
これって、インスタント?レギュラー?微妙なラインなんですよ。
向かいのcafeのコーヒーが美味しすぎるみたい。

「そんな辛いなら、プリン頼んだら?」とこの辺りで有名なプリンも頼んで良いと
言われたので早速プリン追加♪

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なぜか、プリンの上にスプーンでなく赤いレンゲが乗っかって出てきた。
これ・・・笑える。
この辺りでは、これはプリンって呼ばないらしいのですが。

イメージとしてもプリンでは無い感じです。
見た目はプリン。
食べた感じでは、物凄いギュッと堅くて。
分かりやすく言うと、卵を大量に使って作ったゴッツイ食べ応えのある
プリン味のする固形物って感じですかね。
全然ボヨーンと揺すっても動くこと無く。ずっしりと木綿豆腐。というか・・・。
島豆腐テイストです。食べ応えあって、面白かったわぁ~。

ちなみに、プリンだけでなく。
コーヒーにも、このレンゲが付いてくるのがイポー式らしい。
(向かいのカフェでは普通のスプーンでしたが)
しかし・・・コーヒーにこのレンゲ使う事が有るのかが謎です。

もしかして、強烈に甘いのでのんびり飲み過ぎると甘みが沈んでしまうのかも(><)

麺食べて、コーヒーのみ。プリンまで頼み・・・。
のんびりしている内に、朝食を求める人びとであっという間に店内は満員御礼状態。
このお店本当に人気店みたいです。

あまり席を占拠するのも悪いので、外に出ると。
事前調査でプリンが美味しいと書いて有った、お隣のお店がオープンの支度をしている。
昨日到着したときには、既に閉まっていたし。
朝も遅いとなると、我が家とは残念ながら縁がなさそうですね。

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お腹いっぱいになったところで、食堂の横の路地を通ってホテルに。

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まだ、南京錠がガッチリかかったまま。
従業員さんたちのでてくるのも遅いのね~。
というか、普段居ないもんな(笑)

ホテルの方に連絡を取りたい時の場合に、責任者の名前が張り出してあるのが面白い。

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ギーッと開いて、ホテルの敷地内へ。
夜は、全部こんな感じでドアが閉じています。

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ホテルの1Fが食堂なだけに・・・。
裏側から見ると、調理場も覗けちゃったりして(笑)

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折角誰も居ないので、ホテルと同じ敷地内の古い建物を改装した一角を歩き回ってみる事にしました。
日中は、人が多すぎて撮影ポジションを確保するのも難しいので(^^;

ちなみに・・・ここがホテルの入り口とチェックインカウンター。
常時人はいません。人が居る方が珍しい。
イコールチェックインの時、人を探す必要のあるチェックインカウンター(爆笑)

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このチェックインカウンターで、真後ろを向くと2mくらいの道の向かい側がこの景色。
夜、クリスマスソングを流し続けていたバーです。

奥に歩いて行くと、雑貨店やらあって軽く迷路みたいになっています。

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逆側の入り口も2重にシャッターというか網が下りていて。入れない。

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結構、厳重な作りになっていて。
南京錠である事以外は、合格かな?

そのまま部屋に帰らずに、今日の予定を立てに屋上の共同スペースでぐだぐだ。
ここにだけ、テレビがあるのですが(部屋には無し)
電源を入れたらドラえもんをやっていて笑ってしまいました。
もちろん、吹き替え版ですよ~。

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ホテルのチェックアウトは、早い時間なのですが。
高速列車の時間が15時頃ということで、1度チェックアウトをして荷物を預かって貰って。
取りに戻る形で、ニュータウンのバナナリーフカレーのお店にリベンジしてみる事に。

ついでに、オールドタウンのホワイトコーヒーの有名店を2店を可能ならば
飲み比べてみようということで話しが付き。

1度部屋に戻り、荷物の片付けと休憩をする事にしましたとさ。

続く(笑)

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ホワイトコーヒーとイポー(旅行記6) への2件のフィードバック

  1. halrun のコメント:

    こんにちは!
    読むのに必死でなかなかコメントまで到達出来ませんでした。
    因みに今隣で悠が寝言と言うか唸っています(^^)。

    学生時代の友人がマレーシアだったかに旦那様の転勤で行ってから10年も帰れず仕舞いです。一度遊びに行くと言っておきながらそのままになっていましたが、こんな感じの所なんですね。建物は結構洋風の石畳で食べ物は中華系な感じで面白いです。

    ホワイトコーヒー、どこかで飲んだ記憶があり、甘いだけは記憶していますが本場は美味しいんですか。良いですね。そしてプリン、見た目固そうですが日本でも偶にママプリンではなく家庭で作るとこんな感じになりますよね。何だか凝縮されたような卵感たっぷりと言うか。

    • yuki のコメント:

      >halrunさん
      こんにちは!時間に任せてダラダラと書いておりますので、
      読んでいただきありがとうございます!
      悠ちゃん・・・寝言言いますか。我が家も寝言なのか、雄叫びなのか、うなり声なのか
      分からない声を突然出したりします(^^;コミドリって寝ていても面白いですよね。

      さて、学生時代のご友人がマレーシアに。
      それは、大変なのでは無いでしょうか。戻れてないというのが気の毒過ぎます。
      マレーシアって不思議な所でして、多民族なのでどの民族ごとまとめて住んでいる。
      そんな感じがしました。インド街など、リトルインディアと呼ばれているだけあり。
      行ったこと無いですが、安全なインドという感じでしたよ(笑)
      イポーは中華系の多い土地なので、リトルチャイナなんでしょうね。

      ホワイトコーヒーは意外色々な所にありますから、飲まれた事有るというお話。
      そうなんだ~!とにっこりでした。
      本場でも、美味しいお店とインスタント出してるでしょ?と疑られるお店もあり。
      当たり外れがあると言う感じです。

      プリンも、そうなんですよね。自宅で作るプリンに近いですね。
      ただ、どこをどうすると自宅プリンも驚く硬さになるのか知りたかったです。
      もっともっと、ギュッとプリンを想像してみてくださいね。
      ありがとうございました!

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