憧れのプレアヴィヒア

さて、一晩明けて。
ぐっすり眠って、目覚めは毎度おなじみ・・・日本時間。

どうしても、日本時間で身体が目覚めてしまう為。
時差2時間で、早朝起き出す我が家。

日本での起床時間が早い日だと、5時半くらいなので3時半には目覚めちゃう。
真っ暗~、なんだけれど。
東南アジア方面に旅行に行って、知った事。

ニワトリの朝の「コケコッコー」は一番鶏、二番鶏(って言うのかな?)とあって。
多分、時間的に3回くらい鳴く時間があるんですね(^^;

大体、3時半くらいには一番鶏がどこの国でも鳴いています。
闇夜から、少し明け始めたかな?って頃になると・・・至る所から「コケコッコー」と聞こえて来ます。
我が家もそのくらいに目が覚めちゃう。かなり笑えます。

二番鶏が鳴く頃には、薄明るくなって。

三番鶏の頃には、朝日は見えないけれど日が差してきたなって感じ。

今や、日本ではニワトリを飼っている家など皆無に等しいし。
こう言う時間的な、概念が無くなってきていて。旅行に行くと、この時間の概念が好きでなりません。

さてさて、朝7時出発で本日の行き先は「プレアヴィヒア寺院」という場所でして。
2008年7月に世界遺産に登録されている場所です。

ただし、2008年に隣国タイとの境界線抗争で度々銃撃戦などが起き。
一時期は立入すら危険と言われていた場所でして、2013年国際司法裁判所が土地をカンボジアの物と
判定し。一応表向きは、静穏化していますが・・・。

いつ、再抗争が起きるとも分からない地域なだけに。
一見平穏そうでも、パックツアーなどでは行く事ができない場所です。
外務省の安全情報にも、かなり厳しい事が書かれています。

国境付近には、カンボジアとタイの両国の軍隊が駐在していて。
監視所が設けられており、お互いに監視を続けている状態です。

行かないのが一番なのですが、最近は落ち着いていてチラホラ個人で行く方はガイドを雇って
遊びに行っているし。現地発着ツアーなんかは、普通に募集掛かっているということで。
安全策として、我が家としては珍しく高額なツアー料金払って現地発個人ツアーに申し込みました。

今回はタイ国境まで行く為、とてもツゥクツゥクで行ける距離でなく。
もちろん、自動車手配です。
ドライバーと、ガイド付き。
食事も現地食堂に連れて行って貰えて、水なんかも料金に含まれているというもの。

正直言うと、今回の旅費の半分はこのツアーの物だったりします(爆笑)
それでも、どうしても行きたかったプレアヴィヒア寺院。
出発です!!

ただし・・・雨期なんですよ、カンボジア(^^;
寺院は見られても、有名な海抜600mくらいからの断崖絶壁からみる絶景はほぼ無理なのが残念。
だって、当日朝から雷雨ですもん(苦笑)
(良い時期に行くと、物凄い絶景が望めるらしいです。探してみてください)

と言う訳で、セダンタイプの車で出発です!

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最近、道が良くなったとかで片道3時間程度で行けるとか。
本当に、確かに良い道です。

ただし!夜間は山賊が出るので地元の方も怖いという地域。凄い辺鄙な場所なんですよね。
あはははははっ。

次々に窓から見える景色が変わって行きます。
どんどん辺境に行く為、面白いほどの景色。

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道すがら、色々とカンボジアについて。歴史について、説明してくれるので歴史好きには堪りません。
我が家が今回滞在している、シェムリアップという地名は。
シェム(日本ではシャムと言った方が分かるかな)を、リアップ(追い出した)という意味だそうでして。
その昔、シャム(タイ)に獲られたけれと取り返したという土地なんですって(^^;

昔から、国境抗争の厳しい土地なんですね。

道すがら通る村々は、雨期の今。
川が氾濫している訳では無いのですが、水が吐けなくて村全体水没している感じだったりして。
それ自体は、毎年起こることらしくて(笑)
お家そのものが、高床式になっているんです。面白いですね。

この現在でも、高床式で。
周りの草を刈り取って、屋根にしてある原始的な家に貧困地域は住んでいるとのこと。
貧困地域の出身者は、軍隊に入る事で生活できる状況とのことでして。
「この村は、軍人さんたちの村です」という説明もいただきました。

途中、同じ様な家が並んでいる場所があり。

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そこは、カンボジア政府が貧困家庭に提供した家だと言う事も知りました。
都会の人たちは、子供に教育を受けさせるという感覚があるようですが。
まだまだ、田舎だと子供は働き手ということで。
学校に通わせないと、という危機感も余りないとか。

確かに、途中の村には小さな子供たちは裸で遊んでいるし。
顔も泥だらけで、髪の毛ボサボサでみすぼらしかったり。
男性は腰巻きをして、上半身は裸とか。
そういう状態ですから、無理も無いのかも知れません。

全て、30年前にポルポト派が知識層を大虐殺したことで国の発展が妨げられている。
と、ガイドさんが苦々しい顔をして説明してくれました。
ガイドさんも8人兄弟ですが、2人大虐殺で兄弟を亡くしているそうです。

太平洋戦争終戦当時、カンボジアは日本より豊かな国で。
知識人も多く、日本に米の援助をしてくれた国でした。
それが、大虐殺で指導者になり得る。
国を豊かにする知識のある人びとが、片っ端から殺され。
そのまま引きずっているというのは、本当に気の毒に感じました。

ということで、元に戻りましょうか。

途中、街の食堂に立ち寄り食事になりました。

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こんな、田舎の村の食堂で食事をするなんて(^^;
個人ではなかなか無い経験です。

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メニューはこう言う食堂は、基本的に無くて。
地元の方は、知っていて自分の飲みたい物を頼むらしいですが。
ガイドさんが、何があるか聞いてくれました。

どうやら、カンボジア風の炒め飯、スープヌードル、焼きそば。
そんな感じの模様。

私は、スープヌードルにし。ダンナは炒め飯にしました。
飲み物もセットで、ツアー料金に入っているので私はアイスコーヒー。
ダンナは、ホットコーヒーに。

さて、どんな物が出てきますか♪ワクワク♪

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私の物は、米麺で冷や麦くらいの太さの麺が入っていました。
お汁はベトナムフォーに近いですね。

ダンナのは、チャーハンで少し味が濃すぎたそうです(笑)

テーブルの上には、各種辛みや調味料が載っていて好みで入れて食べます。

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一般的に、街の食堂はオープンエアーなので犬や猫なんてのも普通に歩き回っています。
気にする人には、食べられないかもです(^^;

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ここまでは、予想通りだったのですが。
珈琲を頼んだ時に「ミルクは入れますか?」って聞かれたので入れてください。と頼んだら・・・。
あら不思議!こんな物体が出てきましたよっと。

プノンペンでは、この手のタイプじゃなかったのですが。
所変われば、同じ国でもここまで違うということなのでしょうね。

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分かりますか?
これを見て分かる方は、ベトナムがお好きな方でしょうか。

そう!ベトナム珈琲です。びっくり!!!

アイスコーヒーは見ても分かりませんが。
ホットコーヒーが2層に分かれているのが見て取れます。
下の白い部分、ミルクでなく・・・コンデンスミルクです(爆笑)

甘い、甘~い!とことん甘い珈琲をいただきました。
脳に刺激がガツンと来た甘さでした。

そして、プノンペンでもあったこれ。
食堂にある、無料の飲み物。ジャスミンティーでしたよ。
美味しかった♥

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食事が済んだら、目的地に行くだけです。
途中から、雨が止んできて・・・青空も見えて来ました!
ただ、山の天気は良くないと思われますとのこと。

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途中、牛の大群に出会ったりして。
牛は、絶対に車をよけませんからね。車がよけるんです(笑)
この牛は、食肉用でなく働く牛たち。
農耕作業の為の家畜です。

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もうすぐ到着するかな?と言うところで、遠くに見えていた寺院のある山が見えてきました。
この山頂に寺院があるのですよ!!

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急坂なので、麓まで行き。
そこから、ピックアップトラックか、バイクに2人乗りして連れて行って貰います。
ただし、急坂過ぎるのでバイクは事故が多くお勧めしないとのことで。
もちろん、我が家はトラックで行く予定。

そんなことを言っている内に、麓まで到着。
ここからは、ピックアップトラックに乗り換えます。
ツアーには入っていない料金なので、ピックアップトラック代1人$25を支払い。
パスポートをガイドに預けて、入境の手続をして貰います。

その間に、私たちはトイレ休憩。
こちら方面では、トイレは有料だったりするのですが・・・。
ここは無料みたいです。誰も居ませんでした。

ちなみに、この辺りのトイレは基本こんな感じ。
かなり綺麗な方です。

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紙は基本ありません。
自分で持ち込みます。
この辺りの方は、左側にある水槽の水を使って洗います。
そして、拭かずに濡れたまま終了。

暑いので勝手に乾くという感覚みたいです(^^;

拭きたい方は、自前の紙で拭いて。
そして、後ろのゴミ箱へ紙を捨ててください。
基本、紙を流すと詰まります(爆)

さて、トイレ休憩から戻って一路ピックアップトラックに乗って頂上へレッツゴー。

こんな感じの物のリアに乗って、登ります。
日本では法律上NGなトラックのリアに乗れます(^-^;
椅子が作り付けになっていて、雨期だとホロもついているので安心。

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途中から、四駆に切り替えて急坂を登っていきます。
雨期なので、道路は水浸しで川みたいになっていますが。
キッチリ、道路に溝を掘ってあるので大丈夫みたい。

この道をバイクの2人乗りで登る気にはなりませんねぇ(苦笑)

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途中、チェックポイントが有って。
軍人さん達が、常駐しています。
ただし、写真では分からないと思いますが(^^;
かなり、ゆる~い感じで。ピリピリとした感覚は受けませんでした。
今は、平穏なんだろうな。と、分かりました♪

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途中から、道がかなりの急坂になります。
お尻が後ろに滑って大変です(笑)

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そして、頂上に到着!!
ここからは、徒歩で行動します。

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雨期だからなのか、普段からこうなのか(^^;
山頂から水が、ダバダバ流れて来て岩場に苔が大量に付着していて滑りやすくなっています。
滑ります!注意!とか書かれても、気をつけても滑る物は滑るのですよ。
私も旦那も、滑りました(爆)転けはしませんでしたが(汗)

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よく見ると、緑っぽい部分が苔なんですね。ここを避けて通らないと滑ります。

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岩場を登りきると、遺跡が見えて来ます。
イメージとしては、余り壊れていないというイメージだったのですが。
「ここはベンメリアですか!?」
と言いたくなるほど、破壊が進んでいます。

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草むらの中に、レリーフの入った石などがゴロゴロ転がっています。

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説明を聞けば、なるほど!でした。
日本で言えば、平安末期くらいの時代の建築物みたいです。
それは、壊れるでしょうね(苦笑)

人力でこの石を運んだというのを聞くと、驚きますね。
運ぶ時に、棒を刺したという穴も残っています。

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参道がとても真っ直ぐに伸びていて、背筋がピーンとします。
目の前に見える緑の丘は、もうタイの国境だそうです。

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遺跡の一部が、入ってはいけません!という表示があるのですが。
どうやら、タイの国境警備隊の監視小屋が見えるからの様です。

我が家のガイドさん、私たちに見えない様にワイロを警察の方に渡したつもりでしょうけれど。
見えてますよ(苦笑)
「もうちょっと寄越せ!」って言われてた感じで、お札を数枚追加していました(^^;

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その交渉の結果か?
入ってはいけませんエリアに入り。
双眼鏡まで貸して貰い、タイ側の監視小屋を覗き見できました(苦笑)

場所が場所なだけに、長く撮影出来ないので手短に(^^;

記念撮影しつつ、どんどん上に向かって歩いて行きます。

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その間も、水がダーダー流れて来ていて気を抜くと転びそうな場所ばかり。

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しかし、彫刻はとても綺麗。
見とれてしまうほどです。

世界遺産というだけあって、見事な物なのに・・・こう言う状況であることは残念です。
もっと沢山の方に見て欲しいですね。

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色々な場所に、崩れてくるのを防止する支えが着いていますが・・・。
基準がよく分からないです。

こちらは危険として、支えがついていて。

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こちらは、見た目危険そうでも安全なのでしょうね(^^;
支え無しです。

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空も良い感じで晴れていて、嫌が応にも断崖絶壁からの絶景に心が高鳴ります。

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しかし、登っていく間に・・・標高が高くなると少しずつ霧なのか?
雲なのかが掛かってきました。

これは厳しいそうな感じ。残念(涙)

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歩いて行くと、ここには前回の紛争の時に大砲があって。
兵隊さんが身を隠す穴に砲台ですという場所も。

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写真で分かるかしら?分かりにくいですよね。
他にも、銃撃戦の跡が生々しく残っています。
銃の弾の跡ですね・・・。

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ここには、兵隊さんたちが家族を連れて赴任しているらしく。
子供達や、奥様方も沢山いらっしゃいます。
そして、飲み物や食べ物を売っているという訳です。

さすがツアーらしく、食べたいと言ってもお腹を壊しそうな物は「駄目」言われました。

今は、平穏なのでハンモックで兵隊さんが眠っていたり。
子供が走り回ったりして、平和そのもので一触即発には思えませんでした。
だって、大事な銃もこの通り。木に引っかけて放置ですからね(^^;

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ベンメリアや、タプロームでは無いですが。
遺跡の上に木が生えています。
説明によれば、鳥が食べた種を運んできて落とすのでこういう所に生えるそうです。

そして、根がレンガの中に入り込み。
遺跡が崩壊していくそうです。

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遺跡の一番奥に、本殿っていうのかな?が有り、今でもお坊様がいらっしゃって。
お線香をあげたり、拝んだり出来る様になっています。

寸志を払って、お線香を買いました。

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この本殿?も、崩れかかっている気がするのですが・・・大丈夫なんですかね(汗)

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雨期らしく、普通の場所に水が溜まって池になっていて。
良い感じの雰囲気を出していました。

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子供は、普通に池みたいな中を歩いて行くので笑えますけれど。

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そして・・・!!!

登って、登って登りきった所で。
最後のお楽しみ!!!
絶景ポイント!!!!

しかーし!!
真っ白(涙)

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ええぇえええ!!!
見えないの(叫)

って、思ったら。
少しだけ、景色が見えてきました。これ以上は無理かな?って事で記念撮影です。

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しかし怖くて、へっぴり腰になって。腰が引けてる私と。
全然平気なダンナ。

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行くまでは、断崖絶壁に足を出して座って「いぇーい!!」ってやるんだもん!って
思っていましたが。崖っぷち50cmくらいしか近づけませんでした。

絶対落ちて死んだ人いるんだわ、ここ。
だって、どこにも柵が無いんだもん!!!!!(叫)

見終わった頃に、大粒の雨が降ってきました。
良かった!雨に降られるのが最後の最後で。
そして、少しでも絶壁の風景が拝めて良かったです。

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帰りも遠いので、こちらで食事を済ませます。
村に降りる前に、一軒だけある兵隊さん相手の食堂で食事となりました。

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どうやら、この辺り。
観光客用の食堂以外は、基本有る物は炒め飯と、麺(汁・炒め)だけの模様(笑)
また、同じメニューですが。美味しいので飽きません(^^;

アンコールビール飲みながら、トタン屋根に当たる雨の音を楽しみつつ昼食です。
アンコールビール、味としては日本のスーパードライ系のハードな味で好みでした。

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ここにも、猫が居ましたよ。

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まあ、他にもお昼休みなのか?遊んでいるのが、兵隊さんたちが大騒ぎして遊んでました(^^;

後はゲストハウスに帰るだけ~(^^;

思わず、ダンナも私も爆睡。
少しして目が覚めたら、助手席でガイドさんも眠ってる。
いいなぁ~、こう言う緩さ。

ガイドさんの心遣いで、ヤシ砂糖を作っている村もついでに寄り道。
ヤシの木に咲く、花の蜜を集めて煮詰めて作る砂糖で独特の味がします。
日本で買うと物凄い高くて、お料理に使うのを悩むほどですが。
現地では、砂糖よりポピュラーな砂糖だそうです。

現地では、紅茶にこのヤシ砂糖を入れて飲むとか。

こんな感じで、ヤシの木が沢山あるのですが。
これに、男性たちが1日数回登って蜜を集めるそうです。
花の下に竹筒を置いて、蜜を集めておいた物を収穫してきて鍋で煮詰めます。

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路上で、こんな感じで売っています。

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味見してみると、日本で買える物とは別物のおいしさ!
そのまま、おやつに囓っても良いくらい。
一番大きな入れ物の物を、迷う事無くGetしました。

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ゲストハウスの近くには、アンコールワット遺跡群があり。
横目で見ながら通ったのですが、今日の寺院が良かったので行く予定の無かったアンコールワット遺跡群ですが。
行ってみようという話しになったのは、言うまでも有りません(^^;

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普通にお坊様たちも歩いています。

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と言う訳で、ゲストハウスに到着。
汗ビッチャリだったので、シャワーを浴びて。一休みしてから・・・。
日が暮れた頃に、昨夜同様に街に繰り出して食事を探します。

ツアーの途中で、果物を買って貰えるように頼んだのですが。
果物って一番お腹壊しやすいらしく、スルーされてしまったのでまずは果物調達へ。

暑い国で遊ぶ時って、暑いので汗を沢山かいてしまい。
ゴクゴク水を飲むと、水腹になり体調を崩し易いのですが。
果物をちょびちょび食べると、お腹が強い我が家は水をほとんど飲まないで済むので好都合なんです。
体調を崩しにくいって訳です。

コンビニや、スーパーなんかだと少量やカットフルーツが売っているというので探しながら歩きます。

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まずは、近所の高級品を扱うスーパーに。
在カンボジアの外国人や、大金持ちが来るというスーパー。
ここなら、品物も良くぼったくられそうに無いので安心です。

入り口に、アイスクリーム屋さんがあったりして。
ここだけ、先進国顔負けです。

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アイス屋さんの「持ち込み禁止」表示に笑う我が家。
この国の人たちは、ドリアンが大好き。
「ドリアンが好きな人には、悪い人は居ない!ドリアンが嫌いな人は悪党だ!」というらしい。
だから、持って歩く人も多いのでしょうね。
ただし、悪臭極まりないので持ち込み禁止なようですよ(笑)

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結局、アイス屋さんでもドリアンアイス売っているんですけど。
あははははは!中には、生果実たっぷり入ってます。
美味しかった♥臭かったけど(爆)

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スーパーでは、私がロンガンを食べたい。
ダンナが、ランブータンを食べたいというので、両方買いました。
話し合いの決着がつかなかったので(笑)

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そんなことをしている内には、どっぷり日も暮れてきました。

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今日は疲れたから、足マッサージ受けたい!
と、大騒ぎする私に。
ダンナが「お、良いよ!安いし~!」というので・・・どこに行く化と思いきや・・・。

ちょっと、そこは怪しすぎるでしょ!!
という、お店に入っていきました。

チープな激安店を体験したかったようです。
それにしても、怪しいお店でした。

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30分2$という激安なんですが、こう言うお店ってマッサージする店員が店の前でだべっているんですよ。

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客を取らないと、中に入れない仕様みたいです。
涼しい店内には、入れて貰えないから客獲ってこい!って感じなのでしょうけれど。
やる気無くて、笑って騒いで。携帯弄ってるだけです。

マッサージは、どうだったか?って。
お値段以上、ニ○リなんてあり得ませんから~。残念!!!

夜の街は、首都プノンペンと違って観光客と思われる外人がかっ歩して・・・平和そのもの。
緊張感なんて一切無し。
ぼーっと歩いていても、裏路地入らなければ犯罪なんて合わないよって思えるほどダラダラな雰囲気。
いや、安心で良いんですけれど。
スパイシーさに欠けるんですけど。
海外に遊びに来た気がしない(苦笑)

雰囲気だけは、海外なんですが。
土産物屋さんや、観光客向けのお店ばかり。

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結局、市場は早々と店じまいしている所が多いし。

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地元系向けの移動屋台は、田舎なのか種類が余りなくて同じ食べ物しか食べられそうに無いし。

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結局、食指が動かないのでお腹を騙す為にフルーツジュースに飛びつく私。

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もちろん、ジュースはドリアンジュース。
どんだけドリアン好きなんねん!?って言いたくなりますよね。

市場の外周のお店を見たのですが、英語が全く通じそうにない雰囲気だし。
何が何だか分からないので、パス。

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結局、悩んだあげく。
ツアー中に「カンボジアカレー」が美味しいと教わったので。
カンボジアカレーの食べられる、安価な地元と観光客の交じったお店に決定しました。

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お値段は高いですが(観光客向けのお店よりずっと安いけれど・笑)
お味は最高に美味しいし、お肉も欧米の方向けらしく。
日本人だと、肉多すぎて食べきれない!!ってほど入っていたので満足でした。

そんなこんなで、ゲストハウスに戻ったらすっかり良い時間。
シャワー浴びて眠るだけとなりました。

今日は珍しく、1日目一杯遊びました。
明日の予定は・・・・???

日本を出る前に予約した、ゲストハウスの近くにある美容院に行って。
カットと、アロママッサージを2人とも受けてのんびりする予定。

本来は町歩きが好きなのですが、超観光地過ぎて全くツボに入らないシェムリアップの街。
まだ、半分過ぎてないのにどうするよ!?って、叫びながら就寝となりました。

こりゃ、予定してない遺跡めぐりに振るしかないか・・・?
と、頭をよぎるのでした。

続く。

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憧れのプレアヴィヒア への4件のフィードバック

  1. kee のコメント:

    盛りだくさんで一緒に旅行している気分です(^^)
    多少なりとも絶景が見られて行ったかいがありましたね。

    ドリアンアイスにドリアンジュース・・お好きなんですね!
    私は食べられなかったです(-_-)臭すぎて!

    • yuki のコメント:

      >keeさん
      ありがとうございます、楽しんで戴ければとても嬉しいです。
      多少でしたが、絶景が見られて本当に嬉しかったです。

      ドリアン、お好きな方と。臭いだけでダメという方がいらっしゃいますよね。
      昔は食べられなかったのですが、最近大好きになりました^^

  2. piyohiyori のコメント:

    こんにちは
    ずいぶんマニアックな世界遺産に行かれたのですね、すごいです
    私たちも2006年にカンボジア旅行をしましたが、アンコール遺跡群をまわる
    3泊ほどの短い旅行でした
    当時買った「」地球の歩き方」を出してきて、「プレアヴィヒア」を探してみると
    ほんの1ページほどしか載っていません
    情報も少なく行くのも大変。なかなか観光できる場所ではない所に行かれたのですね
    お話と写真を拝見させていただいて、少しばかり追体験させていただき
    楽しませていただきました。ありがとうございます
    旅行いいですね!

    カンボジア、食べ物もおいしかった記憶があります
    またyukiさんの旅行記の続きを見させていただいて、旅行した当時のことを
    思い出したりしたいと思います!

    • yuki のコメント:

      >piyohiyoriさん
      こんにちは!
      我が家、へそ曲がりなので定番コースは嫌!ということで・・・色々と調べると出てくる
      マニアックな場所への憧れが強い変な人達です。

      piyohiyoriさんご夫婦も、カンボジア旅行をされたのですね。
      3日でも、かなり見応え有ったのでは無いですか。
      地球の歩き方を持っている方多いですが、今回は全くこの冊子に載っていない
      妙な所をチマチマと回って来た感じです。まあ、遺跡は乗っていますけれど^^;

      少しでも、行った気分になって戴けると嬉しいです。
      是非、またお付き合い下さいませ。
      良い旅行になりました。

      さて、食べ物。
      カンボジアは美味しいですよね!昔の事を思い出しつつ、またpiyohiyoriさんの
      思い出もお聞かせ下さい。ありがとうございました!

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