カンボジア プノンペン旅行記(その7)

前回の続きから(笑)

スパを終わって、徒歩3分・・・お部屋に到着。
前日に、ホテルのロビーで見つけたパンフレットが気になっていたのです。

サンセットクルーズのご案内。

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右は、スパで左がサンセットクルーズの案内です。

クルージングは、昼間に行く物。
サンライズと、サンセットと3種類あって。

1番安いのが、サンセットでした。
アルコールドリンクと、おつまみ付き。

サンライズは、朝食付き。

そりゃ、朝食はホテルのがあるのでサンセットが良いに決まってる(^^;

事前調べたクルージングは結構高くて、二人で行ったら堪らないからやめよう!
という話しになっていたのですが、なぜかホテルと提携しているクルージング激安。
普通のクルージングの一人分で二人で参加できて、お釣りが来るくらい。

アルコール付きで、お一人様15ドル。
しかも、船着き場までのツゥクツゥクの片道料金込み。
要するに、お迎え付きってヤツです。

こりゃ、参加しない手は無いでしょ!ということで、即決。

旦那が、ホテルのロビーで申し込みしてきてくれました。
なぜか、中国人と思われたらしく「シェイシェイ」って言われたそうですが。
まあ、良いとしますか(^^;

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まだ、お迎えまで時間が50分ほど有ったので・・・。
汗でびしょびしょの服を脱いで、洗ってベランダに干して(笑)
シャワー浴びて、着替えてサッパリして出かける事にしました。

ロビーに行くと、すでにお迎えが来ていて乗り込んで出発となりました。
さすが、ツアーに含まれているツゥクツゥクは高級な物でした(^^;

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船着き場がどこなのか知りませんが、思った以上に走る事に気がつきました。
片道の送迎しか付いてないんですが(苦笑)
これって、帰りもお願いしないと無理な感じ。あはははっ。

かなり走った所で、船着き場到着。
すでに、船の方がお迎えに来ていて「足元注意してくださいね」と案内して貰いました。

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沢山の遊覧船が止まっていて、どれなんだろうとキョロキョロしていたら。
1番小さな船でした。

でも、1番小洒落ていて綺麗。
案内してくれたお嬢さん、英語喋ってくれるんですが。
物凄いカンボジア訛りで、聞き取るのがメッチャ大変。

困ったなぁ~って、感じ。

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まだ、誰も居なくて。
まさか、家だけ?と思ったのですが
「後の方を待ちますので、お飲み物はいかがですか?」とのこと。

そうだよね、まさか二人なんてあり得ないし。
うるさい方と一緒じゃないことを祈りつつ飲み物をいただく事にしました。

船のソファーに座ると、飲み物を言ってくださるのですが。
ヤバイ・・・英語が・・・聞き取れない(^^;
どうするんだ、アタシ。という感じ。

困って、旦那に振ってみたのですが。
旦那も「俺も聞き取れねぇ、ヤバイ。ショック大きい」って真剣にショック受けてらぁ(笑)

何度か聞いてみて、どうやら
「ビールと、ロシアワインと、コーラと、オレンジジュース」は聞き取れました。
あと、2つくらい有った気がしたんですが。

ワインにしようと思ったのですが、ロシアワインって何でしょ???と二人で固まっていたのですが。
ワインにしたい気分だったので「じゃあ、ワインで!」とお願いしたら。

出てきたのがジャーン!こちら(爆笑)

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をい、ロシアワインでなくて「ロゼワイン」だろ、これ!(爆笑)
二人で、大受け。
私たちの耳が変なのか、おもてなしする側の英語の問題なのか目眩がしてきました。

待っている間に、写真を撮影してくれたりと気がききます。

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待つ事10分くらい、お一人のアジア系の女性と。
年配の欧米系の白人ご夫婦が来られました。

全員乗り込んだ所で、ガイド役の女性が皆さんに飲み物サーブしながら
色々と声掛けをしつつ。
「今日は、この3組様でクルージングをしようと思います。お待たせしました!」
と、船長さんに何か現地の言葉で声を掛けていざ出発。

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それぞれに「どこから来られましたか?」と会話しながら。
全員に飲み物を出し終えると。

「皆さん、本日はサンセットクルーズにお越しいただきましてありがとございます。
 今日はこの3組様で、これからしばらくの間、
 ご一緒にクルージングして行きたいと思います。宜しくお願いします」

と、丁寧にご挨拶してくださって。

「今日ご参加の方は、こちらが日本からお越しのご夫妻。
 そして、マレーシアからお越しの方。
 最後に、フランスからお越しのご夫妻です」

まあ、とても気がつく紹介をしてくださって何か良い感じ。

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「今、おります川が『トンレサップ川』といいまして、少し先でメコン川に合流しています。
 トンレサップ川は、トンレサップ湖とメコン川を繋ぐ重要な川です。

 メコン川は、皆さんご存じの通り幾つかの国の間を流れておりまして。
 周辺には、カンボジアを始め、ベトナム、タイ、ラオス・・・云々」

という感じで、延々英語で説明をしてくれます。

はい、なぜここで切ったかというと。
聞くの疲れちゃったので、リスニング放棄しました(爆笑)

いつも旅行する度に思うのですが、ガイド頼む時に「英語ガイド」だと格段に安いのです。
「日本語ガイド」はとっても高い。

当たり前ですね、世界的には日本は少数民族で・・・。
その言語に特化して話せる人は少ない訳で。
希少な条件になれば、価格は高いに決まっているのです。

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色々と饒舌にガイドしつつ、私たちやフランス人ご夫妻に話しかけるのですが。
正直言うと、英語で返事するのも大変ですし(笑)
英語が聞き取りにくいので、適当にあしらっていたらあまり喋り掛けて来なくなりました(^^;

フランス人ご夫妻も、困った様に顔を見合わせていたので。
英語を話せないのではなくて、カンボジア訛りで聞き取れなかったのだと思われます。ハイ。

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逆に、今の東南アジアは若い世代の英語教育が物凄い進んでいます。
要するに、英語くらい分からないと食っていけない。と言う事なのでしょう。
国自体が経済力が無いので、母国語が通用しないですから。

そういう意味では、日本人って本当にぬるま湯みたいな英語能力なんだと痛感しています。

ですから、マレーシア人の女性は若いだけあってネイティブな訛りの少ない英語を
母国語の様に息をするように喋ります。
ここまで達者だと、カンボジア訛りのガイドも全く問題無し。

色々と、英語で疑問を聞いて。
会話して、かなり楽しんでいた模様。

う~ん、まだまだだな・・・我が家。
正直、英語ガイドを雇うレベルには達していない様です。

トンレサップ川と、メコン川の合流地点まで行くと・・・。
川の水の色が違うのです。
カメラだと微妙に違う程度しか映りませんが・・・目で見ると一目瞭然!!

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興奮しつつ、皆さん座っていた所を離れて写真を撮り始めます。
ということで、逆張りの私。
皆さんが居なくなった場所を撮影する(^^;

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少しずつ、空がオレンジに染まってきて良い感じです♪

メコン川に入ると、沢山の水上集落が見えて来ました。

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周囲では、子供たちが水遊びをしています。

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その集落の端っこで、なぜかホテルの様な素敵なお家に住む人発見!
手を振って、こちらに何か合図しています。

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隣りでは、川で漁をしている人もいる長閑な風景。

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マレーシア人の女性は「ここの川の魚は、食べられるんですか?」とか聞いてた(笑)

先ほどから延々手を振っているオッチャン、何か渡したいらしくて紙切れを出す。
船はそのホテルの様なお家に接岸します。
このオッチャン、どう見てもカンボジアのレイザーラモンHGに見えるんですが(^^;
気のせいですか?????

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なんだか、笑顔と歯の白さに笑えて仕方が無い私です。

この川、橋が無いのか?
渡し船も横を通って行きます。

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その頃には、サンセットクルーズらしくなって来ました^^

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日暮れ時で、色々な船が家路についているらしく。
とても素敵な風景が撮影出来る様になってきます。

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日没寸前になって、突然船が停止。

なるほど!絶好のポイントに、船を止めて夕日が沈むまで観賞させてくれるのですね^^

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寺院をバックに、日が沈むと静かに岸に向かって動きだし。
クルーズが終了しました。

あまりに気の効いたサービスに、思わず
「素晴らしいサンセットポイントでしたね、とても感動しました!」っと
チップを渡す前に伝えてしまいました^^。
旦那は、私が珍しく喋るので笑っていました。

はい、英語苦手なので余り喋らないんです。それだけ素敵だったってことですわ♪

クルーズが終わって、ツゥクツゥクの運転手さんに「食事とか行かれます?」と聞かれたのですが。
スミマセン、場所の指定が出来ません(爆笑)
何も調べてないし。

逆に、レストランとかつれていかれると迷惑なので
(だって、お値段高いし。好みじゃ無いし)
1度ホテルに戻って屋台を探しに歩く事にしました。

様子を見ている感じでは、夜でも多少気をつければ歩き回っても大丈夫そうでしたし。
カンボジアではヌムマンパテーというのですが、ベトナムで言う所のバイミーンを食べたくて。
それを探し歩く事にしました。

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通りの車は多いのですが、裏道は街灯が無くて真っ暗。
所々に、屋台がでているので決して危険な訳じゃないのですが。
少しドキドキします・・・この暗さ(^^;
(分かる様に画像修正してますが、もうちょっと暗いです)

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途中に、幾つか大きな屋台はありますが。
お酒飲んで、焼き物食べている感じで欲しい物は無さそう。

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こりゃ、見つからないかな?と思っていたら・・・。
通りの角に、ヌムマンパテーの屋台を発見!!

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オバチャンがやっていて、話しかけやすい感じ。
ここに決めた!と声を掛けたら、英語が分からないらしい。

ああ・・・失敗したかな?と思ったら、子供を呼んだオバチャン。

いや、この子が子供ならオバチャンじゃないや。
お姉さんだ!私たちより、ずっと年下の筈。

小学校の高学年くらいのお兄ちゃんが、呼ばれてやってきて。
「何かお手伝いしましょうか?」って物凄い綺麗な発音で聞いてくれてびっくり!!
凄い、この子!何て綺麗な発音で話すの(@@)って感じ。

子供を通して、オーダーすると
「こちらへ座って待っていてください」って良く出来た子です。

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東南アジアに行って、飲み物が無料ででてくるのはプノンペンが初めてかも。
どの屋台にも、無料のお茶が置いてあります。
ここのお茶も無料で、子供さんがついでくれました♪
ちなみに、冷茶(緑茶)でした。

お茶貰いながら、その子と話しつつ。
お母さんの動画撮って良いか聞いて?と交渉してみました。
そして、条件付きでOK貰いました♪

後から、撮影した動画見て貰って大丈夫だというのでUPしますね。

温めたバケットに、独特なパテを塗って。
マリネにした野菜と、ハムや諸々を一緒に盛りつけて。
自分で、サンドして食べるタイプの物でした。

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ベトナムの物は、既に挟み込んでありますし。
パクチーとか入って居るので、少し違いますがこれも美味しい♡

先に、マリネを沢山食べてしまったらお代わりまでいただいて
とても良い感じの方でした。
日本から来たという話しをしたり、家の子の英語は通じた?とか
ジェスチャー交えて仰っていました。
かなり英語教育に力を入れられている様でしたよ。
(英語は話せないと仰っていましたが、片言の単語くらいは話されていました)
自分が話せないから、子供にはしっかりとした英語で困らない様に。
そう思われているみたいで、とても素敵なお母様でした^^

目的は達成したし、足も棒みたいなのでサッサとここでリターン。
といっても、ホテルから片道1kmくらいは歩いたと思います(苦笑)

帰り道に、ずっと飲みたかったフルーツジュースを発見して旦那無視して
突撃!!ジュースget(笑)

何のジュースか聞いたら、ミックスジュースですって。
上のフルーツに焦点合わせるつもりが、ショーケースの下の段に焦点合っちゃった。
大失敗写真ですが、雰囲気だけは伝わるかな。

何せ、サッと出して。サッと撮って、サッとしまい込むので時々失敗が(^^;

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見ていたら、ドリアンも入ってる♪ わーい♪
取りあえず、立ち止まってジュースの撮影するには目立ち過ぎたので。
酔っ払ったオジサン達の視線が集まって、ちょっと危険を感じて(^^;

明るい通りまででて、ジュースを撮影。
今まで旅行に行った中では、1番プノンペンがシビアな気がする。
そりゃあね、つい10数年前は男性でも夜間は出歩くな!という場所だったというのだから。
幾ら治安が良くなって来ているとはいえ、危険を感じて当然なんです。

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物凄い濃厚で、ドリアンの臭さがこれまた良い感じにおいしさをましてます。
チーズっぽい濃厚さは、ドリアンだと思います(笑)
嫌いな方には、厳しいでしょうけれど。あはは。

一気に飲みきってしまって、もう一杯行きたいくらいでした。
まあ、かなりお値段も張りましたが。
忘れられないお味でした。

目一杯1日動いて。
旦那の持っていた、ロガーのデータを起こしてみたら。
本日の歩いた距離、なんと17kmなり~(爆笑)

まあ、誤差差し引いても13~4kmは歩いていると思われます。
日本の真夏と同じ気温の中を、良く歩きました。

さすがに、部屋に戻ってバタンキューっという感じで。
何も明日の予定すら立てず、ベッドに沈みましたとさ。

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カンボジア プノンペン旅行記(その7) への6件のフィードバック

  1. kei のコメント:

    サンセットクルーズ、いい感じですね。

    それにしても、街中はカメラを出して歩けないのは
    不便ですね。
    ほんの少し前までは大変な状態だったのですから
    仕方ないのかもしれません。
    それでも、かなり安定してきているようですから
    これからもっと良くなるかもしれませんね。

    • yuki のコメント:

      >keiさん
      こんにちは!サンセットクルーズ、これはとてもお得でした!
      行って良かったね、と2人で同じ感想でした。

      街中でカメラを出して歩けないのは、海外だと多いです。
      ツアーで、団体様で引率者が居る場合はそうとは限らないですが。
      アジア方面で、これ見よがしに肩から吊る下げてカメラ持って狙われない国って
      物凄い少ない気がします。高級品(iPhoneとアップル製品も危険ですね)を
      持っている=金がある=狙う価値がある。そう思われますから。
      いつでも注意しています。

      確かに、安定してきてますし。
      これから、物価もどんどん上がっていくとは思いますが(^^;
      観光はしやすくなると思います。

  2. halrun のコメント:

    何だかテレビで見る様な光景ですね。
    yukiさんも旦那様も精力的に動いてますね(^^)。私は結構のんびり旅行が多くあまり見られないので、最近はツアーの方が楽で良いやになってしまいました。

    アジア系の食べ物を美味しそうです。ドリアンは昔から何故か社内で話題に上る事の多かった果物ですが、今だ食べた事がありませんが美味しいらしいですね。

    カメラ撮影が危険なんですか?盗られるとか?そんなに治安が安定していないとは知りませんでした。でも色々と日本にはない物や習慣は良い経験になりますよね。

    • yuki のコメント:

      >halrunさん
      こんにちは!コメントありがとうございます!

      テレビで見るような風景、そうかも知れませんね^^。
      テレビのクルーは、こういう雑多に入って撮影してきますから。

      私は、昔はツアー旅行ばかりだったのですが。
      私が参加するツアーのせいだと思いますが。
      市中引き回しの刑みたいに、決められた通りに連れ回されるので息苦しくて。
      こうやって、その日の朝に行きたい所を決めて・・・時間を気にせず観光する。
      これの方が向いているみたいです(笑)

      アジア系の食べ物は、物凄く美味しかったです。
      単に、口合っただけなのかも知れませんが(^^;

      ドリアンはドライフルーツをお土産で買われる方が多い様ですが。
      現地の完熟の物は、全然味が違う感じでした。
      臭いさえ大丈夫なら、よく熟れたものは美味しいみたいです。
      (ミックスジュースなので^^;)

      カメラが撮影が危険なのは、ツアーで行く意外はどこも似たり寄ったりです。
      コンデジとかなら大丈夫ですが。
      それなりの機材を持って歩いたら、余程の先進国か観光地で無い限りは危険だと
      思った方が良いです。カメラを狙われるのでなく、金目の物を持っていると目星を
      付けられてターゲットにされます。

      カンボジアでも、昨年ひったくりに遭って追った女性が射殺されています。
      日本人は、平和ボケしていて。本当に危険という物がどういう物なのか?
      知らなすぎて怖い。と言われてしまうのはその辺りなのかも知れません(笑)
      個人で出歩くのでその辺りは、十分気をつけています。ありがとうございました!

  3. kee のコメント:

    サンセット綺麗です!
    それにしても大きな川ですね。ゆったりして気持ちよさそうです。
    川と人々の生活が密接ですね。

    此の感じは明るさになれた日本人には可成り暗い感じかもしれませんね。
    ヌムマンパテー・・美味しそうですね。独特なパテはどんな味だったんでしょうか?それで味が決まりますよね。

    お疲れ様でした。凄い距離を暑い中歩きましたね!でもとっても楽しそうです(^^)

    • yuki のコメント:

      >keeさん
      ありがとうございます。
      サンセットクルーズなかなか良かったです。ありがとうございます。
      メコン川の支流とメコン川ですから、雄大でのんびりしていて時間の流れが
      遅く感じました。人びとの生活が、川を基準に出来ているのがよく分かりました。

      日本は、電力に頼りすぎで・・・逆に明るすぎる気がする。
      そんなことを、東南アジア方面に旅行に行き始めてから思っています。
      不夜城なのは、人間の体のリズムを壊すのでは?と思います。

      ヌムマンパテーは、美味しかったです。
      多分、レバーのパテだと思います。それが無いと、普通のバケットサンド
      の味になってしまいます^^。

      よく食べたら、良く歩く。この方が体調を崩す事も無く体調管理に優れている。
      最近気がついたので、旅行中はそうしています。ありがとうございました!

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