カンボジア プノンペン旅行記(その2)

カンボジアといえば、アンコールワット!
と言われるくらい有名なのですが、我が家は遺跡とかほとんど興味無し。

その国の庶民の生活に触れて、その国を体験することが目的なので。
市場や、スーパー、町歩きがメインなのです。

と言う訳で、今回もカンボジアの首都。
プノンペンで、フラフラほっつき歩いてきました。

ホテルに到着してからの予定は、ほぼ無し。
無計画で出かけたという(^^;

ダンナ曰く。
①ガンシューティング
②スパ
③キリングフィールド
④市場

これだけ、一応ちょっと調べてある・・・とのこと。

1番、ぶっ飛んだのは①のガンシューティング。
へぇ~、この人こういう物に興味あったんだという感じ。

まあ、珍しく行きたいというので賛成してみました。
ストレス解消に良さそうですしね(^^;
世間的には、あまり聞こえは良くないでしょうけれど。

ということで、今回の旅行記はかなり過激ですのでご容赦下さい。
③のキリングフィールドというのは、ポルポト派による大量虐殺の関係施設です。

心の余裕が無く、人骨や虐殺などという物が苦手な方。
今回のブログ内容に、ご注意くださいませ。
沢山の写真を掲載したいと思っています。

個人的には、人間はこんなに酷い事もできるんだと言うこと。
こんな歴史があるのだと(海外であっても)目を背けてはいけない物だと思っています。

施設では、座り込む人。空を仰ぐ人。目をハンカチで覆う人。
かなり、皆さん表情を曇らせて回られていました。

と言う訳で、虐殺関係は次ぎか、次の次ぎくらいになりますが。
今回は、ガンシューティングを書いてみようと思います。

では、一晩明けたプノンペンからどうぞ。

翌朝、目が覚めたのは現地時間4時半頃。
我が家・・・海外に行っても日本時間で体が動いてしまうという(^^;

日本では6時半くらいに起きる事が多いので、キッチリ目が覚めました。
寝たのが3時過ぎなのに・・・3時間寝られれば、まあ良いか(笑)

ホテルは、6時にならないとセキュリティー関係でドアが開かないので
2時間程度珈琲飲んだり。今日の予定を、練ったりして過ごしました。

今日は、取りあえずトゥクトゥクをチャーターして動こうか?という事に。

トゥクトゥクとは、バイクにボックス型の座席を付けた
乗り物でして。プノンペンでは、ポピュラーな物です。
(この写真のトゥクトゥクは、かなり高級な物です。
 某チケットのお迎えの時に来た物を撮影させて貰いました)

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まだ、現地ではタクシーという物がほとんど走っていないのが現状です。

タクシーがなぜ走っていないかというと、聞いた話では関税が車は300%掛かるのだとか。
300万の車なら、900万になってしまうし。
個人の収入が、まだ低いので車を買ってという状況にはならないようです。

トゥクトゥクは、賃走では無く。
運転手の気分次第なので、結構ぼったくると有名なんですね~。
交渉次第ということです。

行きたい所をメモとして、書きだして「これだけ幾らで行ってくれる?」と交渉すると
ダンナが言うので。今日の行き先を全部決める事に。

ちなみに、カンボジアというのは乾期になると・・・日中は40℃近くなるので、
普通のツアーでも1番暑い時間はホテルに戻り休憩するというのが通常です。

ですから、半日チャーターしてお昼食べて戻ると言う行程にしました。

まずは、ホテルからガンシューティング。
そこから、キリングフィールドに行き、セントラルマーケットという市内最大の市場に寄り。
ホテルに戻るということで決定。

6時になったので、取りあえず朝の散歩にレッツゴー!

プノンペンの朝は、予想以上に遅いらしく。
まだ、道も空いていてヒンヤリとした空気が気持ち良い。

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見慣れた光景に、思わず苦笑い。
東南アジアって、なぜ電線がこうなんでしょうね(^^;
どの電線が、どこに繋がっているのか分かっているのかな?

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大通りに行くと、角には警察が立ってます。
手には、自動小銃かな?持っていますがカバーしてあるので・・・。
そんなに物々しい感じはしませんでした。
(写真には、小銃持っている方は移ってません^^;)

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本当は、大通りを渡りたかったのですが。
この時間でも、かなりの交通量があるので渡れませんでした。
プノンペンは、歩く人ってほとんどいないので(笑)
信号のある交差点は、数える程しか無いと思います。
横断歩道が有るところなんて、尚無いという。

まあ、初日だし。
ちょっとだけ歩いて、戻ってホテルで朝食を取る事にしました。

ホテルの隣りに、オーガニックカフェが併設されていまして。
ここの朝食が宿泊代に込みなんです。

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蒸し暑い上に、カフェ内もエアコンついてないのでテラス席に着席。
メニュー貰って、追加頼まないでベーシックメニューにしました。

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パンに、ジャム&バター
フルーツジュース
エッグメニュー(オムレツや、スクランブルエッグなど選べる)
珈琲orアールグレー
フルーツ

これが、ベースメニューです。
なかなか、美味しいパンと珈琲でなかなか良かったです。
量は少ないので、普通の人だと足りないので追加メニュー頼みたくなるかと(笑)

食事後に、部屋に1度戻って。
セーフティーボックスに貴重品入れて、日焼け止めを全身塗って。
出発することにしました。

トゥクトゥクは、すでにホテルの前に数台待って居るので探す必要無し。
最初に声を掛けてきた、調子の良いオッチャンとダンナ値段交渉。
言い値を、メモに書いて・・・矢印書いて、自分の希望値段書いて。
という感じで、値切り交渉。

歩み寄りが出来たら、金額に大きく丸を付けて運転手に見せて確認。
後で、言った言わないにならないようにしてから出発しました。
結構、しっかりしてるんだわ。この人(笑)

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ダンナに、行き先知っているのか聞いたら
「場所?知らねえ~、トゥクトゥクの運ちゃんが知ってるから」って。
あはははは~、nice!

最初は、綺麗な舗装された道だったのですが。
どんどん工事中の道になり、前を砂利運搬車が通って。
さらさらの砂が盛大に吹き飛んできて、目も開けられないくらいの砂かぶり(笑)
口の中までじゃりじゃり。急いで、マスクを付ける羽目に。

最後には、凸凹の悪路で掴まっていないと振り落とされそうな
ロデオ状態。
街路樹、全部砂埃で真っ白~!
家も、何もかも真っ白~(笑)

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汗かいてるから、顔も真っ白・・・いや、真っ黒(^^;

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やっぱり、銃の打ちっ放しは相当郊外に行かないと駄目みたいです。
到着する頃には、良い運動になっちゃって汗だくでした。

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以前の価格は知っていたのですが。
あらびっくり!急速に経済成長を遂げている、カンボジア。

ホテルの価格も、うなぎ登りだとは聞きましたが。
シューティングレンジの値段も、うなぎ登り~(爆笑)
1.5倍くらいになっていました。

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ダンナ、規定の数でなく。
1人当たりの撃つ数を減らして、値段交渉。しっかりしてるわ~!

トゥクトゥクの運ちゃんも、大はしゃぎ。
いや、貴方は撃たないんだよね(^^;

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本当は、カラシニコフの積もりだったのですが。
どなたかが使用中ということで、M16で撃つことになりました。
ちなみに、ゴルゴ13で使われて居る銃ですね。

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撃つ前に、必ず説明を読んで守って下さいと厳しく言われたので。
こればかりは安全の為に、熟読。

さあ、専用の部屋に入り射撃開始です!

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実際見て見ると、物々しいです。
平和な日本では、こんな物普通は見たこと無いですものね。
私は叔父が、狩猟をする人なのでライフル見たことありますし。
一緒に、猟犬つれて狩猟に行った事があるので女性の割には許容度がありますが。
日本人だと、どん引きだろうなぁ・・・と思ったりして。

まずは、ダンナから。

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素人に撃たせるので、しっかりと銃口を固定する場所が作られており。
後ろで、係の方が反動で吹っ飛ばないようにサポートしてくださいますから。
引き金を引くだけです。

予想以上の反動で、快感というよりは心臓ばくばくでしたが。
良い経験でした。
銃は安全を守る物でもあるんですよ、決して人を殺す道具だけでは無い。
守られている側は、怖いとしか思いませんが。
広い世界では、まだまだ銃が治安維持に役立っている所が多い。
(実際、自分達が行く所では街角にこの手の銃持って警備の人がいる場所も多々)
そういう意味で、経験は大事だと思っています。

撃った後は、硝煙と、飛び散った油で全身大変な事に。
手も、真っ黒。
すさまじい経験でした。

さて、この後。
ポルポト派の大量虐殺が行われた場所「キリングフィールド」に向かいます。
実は私、この手の施設が大変苦手でして。
ダンナが行きたいと言い出して、かなり揉めた場所でもあります。

でも、結局見に行く事にしました。
正直言うと、見ておいて良かったと思っています。
これは、目を背けては行けない事実なんだと見て思いました。

場所は、長閑な田舎の景色という一角にあります。

ポルポト派は、知識人と言われる人たちを迫害していたようです。
医者、教師、弁護士などという人たちと、その家族です。

親を殺すと、子供が成人した後に仇討ちなどという事態が起こると
考えたようでして。産まれたばかりの子供まで、皆殺しにしたそうです。

中には、単に眼鏡を掛けていただけという理由で殺された方もいらっしゃったとか。

数百万人に及ぶと言われている、この虐殺。
あまりに人数が多すぎて、正確な数は未だ分からないとのこと。

これだけの人数を殺すのに、銃などという物は使用しなかったとのこと。
なぜなら、銃弾が高くてもったいないから・・・。

残虐な方法で殺していったという話しです。
その全容を、キリングフィールドで見る事が出来ます。
ということで、予告だけして今回はこの辺で。

次ぎは、キリングフィールドから書き始めたいと思います。では。

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カンボジア プノンペン旅行記(その2) への6件のフィードバック

  1. bestguy のコメント:

    お~、すごい経験しましたね~
    旦那さん、優しい感じなのにこんな趣味があるとは!?
    今度、お会いする時は撃たれないように気を付けないと・・・(笑)

    次回のレポート楽しみにしています。

    • yuki のコメント:

      >bestguyさん
      おはようございます!なかなか、凄い経験でした^^;
      どうやら、家のダンナは子供の頃から興味が有ったようです。
      30年来の夢が云々言ってました(笑)

      まあ、日本では持てない物なのでご安心を♪
      私もセーラー服と機関銃を子供の頃に見て、かなりどんな物なのか
      興味を持っていたのは事実なので結構楽しみにしていたのは事実です(^^;

      次回も是非お付き合いくださいませ。ありがとうございました!

  2. piyohiyori のコメント:

    こんにちは!
    カンボジアは主人と行きましたが、お決まりのアンコールワットに行きました
    カンボジアといってもいろいろ他にもあるのですね
    知りませんでした

    ホテル。小奇麗で素敵な雰囲気のいいところですね
    アジアっぽい感じが伝わってきます

    「ガンシューティング」って何だろう?地名なのかな?なんて思っていたら
    ビックリ行天!まさかまさかの銃を撃つんですね
    確かに「ガンシューティング」。そのままですね
    私には想像もつかないことなので、お話興味深く見させていただきました
    すごい~!

    次回も楽しみにしています!

    追伸:いつもブログに来ていただき、ありがとうございます
        先日コメントいただいたお返事がちょっと的外れになってしまいスミマセン
        実は酔っぱらっておりました(≧◇≦) 

    • yuki のコメント:

      >piyohiyoriさん
      こんにちは!
      皆さんに驚かれますが、アンコールワット行ってないんです。
      川底の遺跡(名前忘れました)や、ベンメリアは興味あるんですが(^^;
      今回は遠いので、パスしました♪

      カンボジアも色々と広いみたいですよ。

      そしてホテル、思った以上に小綺麗で大当たりでした。
      中国資本みたいで、中国っぽい感じもちょっとありました。

      ガンシューティング、思い付きませんよね^^;
      私も一瞬「なんだったけ?」と思いました。海外では、結構人気の
      遊び?みたいで、アジア各国で撃てる所があるみたいです。
      youtubeで調べても、かなり出てきます。

      興味を持って頂けて、嬉しかったです。ありがとうございます。
      次回は、少し内容としては重いですが読んで頂けると嬉しいです。
      ありがとうございました!

      追伸:酔っ払ってらしたのですね、全然気がつきませんでした♪

  3. kei のコメント:

    ホテル、なかなか落ち着く感じですね。

    シューティング、経験してきたんですか
    何事も経験ですね。

    ポルポトの残虐さはテレビで見ていますが
    実際に見ると、、言葉がないでしょうね。。

    • yuki のコメント:

      〉keiさん
      こんにちは!ホテルはおかげさまで、大変落ち着くお部屋でした。
      欧米の方々が多かったので、客層も良かったです。

      さて、ガンシューティング。ちょっと、反社会的な匂いがしますが
      経験してみると色々と思う事があり経験して良かったと思いました。
      やたらに怖がるのではなく、実物を知ってそれを必要としている理由は
      何なのか?等、感じる物がありました。

      ポル・ポト派の虐殺は有る一定以上の年齢層はテレビで見て知っている
      物ですが、仰る通り言葉になりませんでした。
      でも、見ておいて良かった。と思っています。ありがとうございました。

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