ネパール旅行　その８

朝食は、思ったより量が多くて・・・。
部屋に帰って「食べ過ぎたー、苦しいー」言いつつしばらくごろごろ。

裏技アプリで、日本のラジオをタブレットで聞いたり。
ネパールから、ラジオ投稿したりしてしばし頭をリセット。

ダンナは、手持ちの通貨をチェックしたり。
今日行く先や、明日のスポットガイドの連絡先や手配をチェックしたりしてました。
（台湾旅行の時は、私も手伝ったのですが。2人でやるとオチがあると
　今回は危険ということで・・・私は事前のホテル予約だけで滞在中はついて行くだけ^^;）

さて、出かけようかとトイレに行ったところ。

ごぽごぽごぽごぽっ・・・・。

あり？お水が流れない。
というか・・・水が便器いっぱいになってギリギリ縁の所で止まる。

うっひゃぁー！良かった、溢れなくて(^^;

とか思っていたら。
便器の中から、ボコン！ボッコン！ボコボコボコ～！と。

トイレットペーパーと○ン○（笑）が出てきた（＞＜）

ぎゃぁあああああああ！！！！
何処かの部屋の物が、逆流してきたよ。

その瞬間、航空機のトイレみたいに「プシュッ！！ボコン！」と水が吸い込まれて
結構激しいので爆笑してしまいました。

流れた流れたぁ～！良かった！！
と思ったら、流れた物がまた「ボッコン！」と戻ってくる。

わはははははは！！！やるな、このトイレ。

もう、大爆笑しながらトイレの水を何度か流してみる。
流れて、戻って、戻って、流して。
面白いほど繰り返して、しこたま笑ってからダンナに

「おーい、トイレ詰まったぁ♪」と報告。
ダンナも
「おお！来たか！○ン○流れねぇの？！」とか笑いながら走ってくる。
アホな夫婦でごめんなさい。

しかたなく、ホテルの人にヘルプを要請。
ホテルの方、30分くらいで行きますので待って下さい。とのこと。

ダンナが「30分って勘弁してくれ、時間がもったいねぇ～」と部屋で愚痴っていたら。
突然ホテルの方の判断で、部屋をチェンジしてくれる事に。

30分が10分で、済んだのですが・・・荷物を運び込んだ部屋を見て唖然。
目を擦りたくなるほど、部屋のメンテ具合が違うのです。
とても同じホテルとは思えないほど、新しく入った部屋の設備が新しい。
今まで居た部屋は、同じ作りですが全部古くて更新してないでしょ？
という感じですが、新しい部屋は全部が真新しい。

これって、激安のホテル予約サイトからブッキングしたからなのだろうなぁ～。
このあからさまな違いは何？
かなり複雑な気分になったのは言う迄もありません。

写真は、荷物を運び込んだ直後。
窓の上の蛍光灯のカバーがあるので、部屋の雰囲気が違い過ぎて笑える。
先の部屋は、事務所みたいに蛍光灯が剥き出しでついていました(^^;

他にもトイレットペーパーホルダーも壊れてないので、新しい部屋はホルダーに
ペーパーがしっかり収まっているし(^^;
前の部屋は、上に乗っかっていただけ。

また、洗面台の上に・・・。
何だか分からない液体の入った、小汚い添え付けケースがありました。
使う気にもならなかったし、何だか分からないものでしたが。
今度の部屋には、同じですが綺麗な添え付けケースです。
しかも、テプラで「ボディーソープ兼、ハンドソープ」と書かれていました。

全体的に、リフォームしたばかりですという感じでした。

ダンナが、しばらくすると苦笑いしながら戻ってきて
「トイレに紙流したでしょ！」と注意書きを指さして言われたから
「まさか！言われたとおりに、使っていて紙は流してません」と答えて置いたよ。
とのことでした。

確かにねぇ、ゴミ入れ見て貰えば中に拭いた紙が入って居るから分かりそうなものですが(^^;
その後、延々とゴッポンゴッポン吸い出す音が響いていましたとさ。

取りあえず、部屋も変わった事ですし。
この部屋は、芳香剤の匂いも薄かったので・・・安心して外出する事にしました。

昨日、そこそこ歩き回ったので・・・。
雰囲気が掴めているので、大々的に1km四方のこの町を歩いて見る事にしました！

取りあえず、今日の最初の目的はこれ！
ローカルフードの「ウォー」というネパールのお好み焼きみたいな物を探します。

かなり美味しいらしいのですが、バクタブルで食べられる店はネットで出てくるのは
一軒だけ。しかも、どなたも詳しい位置を乗せてないという。

ニャタポラ寺院の裏手の小道にあると、たった1つだけヒントがあり。
情報によれば、看板も出ていないそうですが。
見付かるでしょうか？

まずは、ニャタポラ寺院まで歩いて見る事に。

ニャタポラ寺院の裏手といえば、寺院に正対して右側は大きな通りになっていますから。
左側に裏手に続く道があります。
そこしか可能性としては、あり得ないという見解に。

昨日も何度か通った記憶が有るのですが・・・そんなお店有ったかしら？
もし、web情報通りに看板が出ていなければ気がつかないだけだったのかもです。

ここの小道を行くと、ダルバール広場に続く比較的広い道に突き当たります。

逆側から見た場合。
小道が突き当たった、大通りへの入り口にはこんな看板があります。

だから、ニャタポラ寺院とダルバール広場に続く道の間。
何処かにあるということですね（笑）

要するにここの通り(^^)ノ☆

歩く私たちの前を、現地の学生が２人。
白人の20代くらいの長身のニイチャンを連れて歩いていて「？？？」と
思いつつ「あれなんだろうね？」なんて後ろを歩いて行きました。

50mくらい前で、学生さんがキャイキャイと騒ぎながら指さしたお店に
白人さんが満面の笑みで入って行きます。学生たちも一緒に中に。

ん？なんだ？？？

気になって、我が家も覗くと。
あら、まぁ！この看板は！！！

「ネパール料理　バラ　ウォー　はこちら！」って書いて有りますね(^^;
みーつけたぁ♪って棚ぼたですよ。
ニイチャンもこれを探していて、学生に道を聞いたと思われます。
超ラッキーでした。ふふふふっ。

看板も何も無くて、営業しているかも分からない見つけるのに難易度の高いお店。
そういう情報でしたが、経営者さんもホワイトボード出すってイイネ！って感じです。
これなら、お金掛からないですものね。お手軽ですし^^。

まあ、ネパールでピカイチの入りにくいお店でしたが。
ふふふふっ。

早速入ってみると、入り口入った暗がり（中は薄暗くて目が慣れるまでは厳しい）で
豊満な体をしたオバチャンが、サリー姿でウォーを焼いていました。

先客の女性が一人と、白人さんに学生さん2人。
私達2人が入って、お店ほぼ満員状態。

椅子に座ってオーダー出来るタイミングを見計らって、
2枚頼んでしばし待ちます。

あっという間に出てきた(^^)ノ”皿
丁度、焼けたところだったようです。嬉しい！！

しかし暗いなぁ～。ギリギリ物が分かって食べられるレベル。
でも、お味はピカイチ！！

卵が載った、豆をすりつぶして作った柔らかい生地。（お好み焼きより薄い）

上に、ひよこ豆などが入ったカレー味に近いスープを掛けて頂く物らしいです。
謎の物体ですわ。

バラ　ウォーというのは、正式な名前では無く。
ネパール語ではバラ、ネワール語でウォーというので両方書いて有る模様（笑）
多言語国家って難しいですよね。

この後、腹ごしらえも済んで・・・。
今度は、色々と歩いて見ます。

まずは、バクタブルで1番大きな広場に向かいます。
ダルバール広場というのですが、ウォー屋さんの前を歩いて広い道に突き当たったら
広い道をちょっと歩くだけという近さです。

本当は、ウォー屋さんから広い道に出たら左に向かうのですが。
右側に面白そうな店が沢山並んでいて、フラフラと目的と違う方向に(^^;

いつも我が家、こうなんですよ。
だから、ツアー旅行は向かないんです。気ままに予定を変更してしまうから。

実は、昨日気になっていたお店がありまして。
そこをちょっと覗きたかったとも言いますね。

ここのお店ね！
でもね・・・見えるのはショーケース？だけなんです。
太陽が眩しくないように、シェードが下ろされちゃっているのでさすがに覗きにくいです。

ショーケースを見ると、揚げ物屋さんですよね。
どう見ても。

個人的には、綺麗汚い関係無くこの手の訳分からないものは好き♪

気になってウロウロしていたら・・・。
あれ？さっき白人さんにくっついていた女学生2人が寄ってくるじゃ有りませんか！
「何か欲しいの？」というので
「ここ揚げ物屋さんだよね。これ何？」と、聞いて見ました。

物を説明してくれたので、物が分かって。
「サモサ買おうか？」と話していた所、「注文してあげる、何欲しい？」と。
まあまあ、可愛い子だこと(^^;

出てきましたよ！
サモサ～♪

「幾ら？」と聞くと「15Rpだよ！」って。
ネパールのお札って、普通の数字とネパール語の数字と書いて有って(^^;
目の錯覚で、1番目立つネパール数字を見てしまうので金額の認識に時間がかかるのです。
90と書いて有る様に見えるても、実は10だったりします。
（このオークションの画像が分かりやすいかも？
　　http://page5.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e143608849）

それなので、お札を持ってあたふたしていたら・・・。
中から、丁度のお札を取り出して「渡すね？」と払ってくれて苦笑い。

食べていたら「おいしい？ついでに写真も撮ってよ！」だそうです。
写真だったらお安いご用と、撮影。

でも、この後が悪かった（爆笑）
「ねえ、私たち役に立ったでしょ？お小遣い頂戴！」
って・・・やるな、お主ら（^^;

こらこら、大人からお小遣いせびっちゃいけません！
お菓子なら有るから、あげるよと言ったら
「お菓子？要らないよ、お金頂戴」
って・・・もう、ちゃっかりしてるんだから！！

ダンナは、子供を怒るみたいにして
「ダメだよ、そういう後から言うのは反則」と首を傾げてました。
彼女たち「なんだ、ケチ！」って消えていきましたとさ（苦笑）
本当に困った子達だこと。

大人が勝手にガイドして、ガイド代請求するのは多いですが。
子供までやるのかいって笑いました。

サモサ食べると、チャー（マサラミルクティー）が飲みたくなるのですよね。
よく見ると、店先で揚げ物食べながら飲んでいる人が居るじゃ無いですか。
どうやら、チャーも飲めるらしい。

子供たちも居なくなっちゃったし、仕方なし
「チャー有ります？欲しいんですけど～」と聞いて見る。
「幾つ欲しいの？」というので2杯頼んで店頭で立っていたら・・・。
中に座っていたオジイチャンが、こっちオイデ座りなよ！って招いてくれたので
いそいそと中に入って座る。

オジイチャン、こっち向いてニコニコしてる。
他の方の顔もにこやか～。
ダンナ曰く
「こういう地元フードを観光客が興味を持つって、感情的には良いと思うんだ俺」
とのこと。そうかも知れませんね～、良かったガン見されなくて。

待つ事3分くらい。
出てきました、チャー。

飲もうと思ったら、オジイチャンが自分のコップを少し持ち上げてにっこり。
私も自分のコップを持って、軽く手をあげて首を傾げたら喜んで貰えた。
わ～い！

チャー美味しい♥

チャーもサモサと同じく一杯15Rpでした♪
全部で、日本円で50円弱ですよ。安いなぁ～、ローカルフード(笑)
とてもホテルで食べる気にならない～(^^;

二人で食べたら、ランチで1人で500とか600とか行っちゃうし。
観光客相手のレストランだと1人で1000とか行くし普通の西洋料理だったりして。
絶対行かないもん（笑）

二日目なので、雰囲気も分かってきてチャレンジ精神全開！
ガッツリ、夕食までローカルフードで埋めて見せますよっと。
心で誓いながら、本来の行き先のダルバール広場に向かいました。

続く！